アウトライナーを使えば、文章の全体図が簡単に作れる

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「アウトライナー」というものを聞いたことがあるでしょうか? アウトライナーとは、アウトライン専用のライティングソフトのことです。今回は、このアウトライナーの良さについて語りたいと思います。

アウトライナーについて語る前に、まずアウトラインとはどういうものかを説明します。

アウトラインは「輪郭」という意味ですが、ここでは文章を書く際のものについてのみ考えます。文章を書く際におけるアウトラインとは、多くの場合、「見出し」や「箇条書き」のようなものと捉えられています。たとえば、文書作成ソフトのMS Wordには、見出しをアウトラインとして認識する機能が備わっています。

日本では馴染みのないアウトラインですが、アメリカの学校では、レポート作成において、まず文章全体の概要をアウトライン化してから本文を執筆するよう教育されているそうです。このように、アウトラインは、全体の概要を把握するために用いられるのが一般的です。

そして、アウトライナーとは、そのアウトラインを作成することに特化したライティングソフトです。アウトライナーを使うことで、簡単に、かつ便利にアウトラインを作ることができます。

上述したように、Word等の文書作成ソフトにもアウトラインを作成する機能が備わっています。しかし、アウトライナーには専用ソフトならではの機能が盛り込まれており、そのおかげで、文書作成ソフトにはできない方法で活用することが可能です。

アウトライナーが、一般的な文書作成ソフトと異なっているのは、以下の3点です。

  • アウトラインの階層構造が視覚化される。
  • アウトラインを折りたためる。
  • アウトラインを組み替えられる。

これらの機能によって何が可能になるのか。それは、「あとから自由にアウトラインを編集できる」ということです。つまり、以前記事にした「フリーライティング」のやり方で思いつくままに書き、それをあとから体系的に組み直すことができるのです。

一般的な文書作成ソフトでは、こういったことができません。アウトラインを組み直すためには、一度書いたものを削除して、また新しく書くというふうに、文字通り「書き直し」になってしまいます。

文章を書く際に、まず全体図を把握しておくことは重要です。そうしないとテーマがぶれてしまったり、まったく関係ないことを書いてしまったりします。特に、長文であればあるほど、先に全体図を作っておくことが大切になります。

一方で、全体図を作ること自体、なかなか難しかったりします。自由な発想よりも、論理的な思考のほうに脳の力を使わなければならないからです。

その点、アウトライナーを使えば、「まず自由に発想してから、あとで編集する」ということが簡単にできます。アウトライナーは、フリーライティングと相性がいいのです。

アウトライナーのソフトはいろいろありますが、現在、その代表格といえるのは「Workflowy」と呼ばれるサービスです。これはクラウド型のアウトライナーで、PCのブラウザだけでなく、iPhoneやAndroidのアプリからも使うことができ、書いた内容は即座に同期されます。

Workflowyは無料版と有料版の2種類がありますが、無料版の場合、アウトラインは月に250個までという制限があります。ただし、以下のリンクからアカウント登録していただくことで、アウトラインの上限がプラス250個されます(ついでに、私の上限もプラスされます)。「ちょっと使ってみよう」という方は、ぜひ下記からの登録をお願いします。

workflowy.com

参考

今回の記事は次の本を参考にしました。アウトライナーについてもっと知りたいという方は、こちらもおすすめします。