人を惹きつけるタイトルの21個のパターンとは

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ライター業やブログを書いている人なら、タイトルの重要性は骨身にしみているでしょう。

たとえば、新しく本を買おうとする場合、このとき参考にするのは「タイトル」「表紙」「作者名」の3つです。あらすじや読者レビューも参考になりますが、それらを確認するのは、まず最初の3点を見てからでしょう。

また、作者名はよほど有名な人か、自分にとって既知な人でないかぎり参考にはなりません。つまり、新しい本を買う場合、実質的に「タイトル」と「表紙」の2点が一番の参考になります。

さらに検索エンジンの場合、本と違って表紙がありません。なので、リンクをクリックするかしないかは、ほぼタイトルのみで決定してしまいます。それくらい、タイトルというのは重要なのです。

では、実際のところ、人を惹きつけるような良いタイトルとはどのようなものでしょうか? そのヒントになるのが、ブルボン小林さんの『ぐっとくる題名』という本です。

この本は「ぐっとくる題名」を21個に分けてパターン化し、「なぜそれがぐっとくるのか?」を解説したものです。

その21個のパターンとは、以下のようになっています(目次より引用)。

  1. 助詞の使い方……「ゲゲゲの鬼太郎」「無能の人」「僕が泣く」

  2. 韻とリズム……「ヤング島耕作」「勝訴ストリップ」「噂の刑事トミーとマツ」

  3. 言葉と言葉の距離(二物衝撃)……「天才えりちゃん金魚を食べた」「部屋とYシャツと私」

  4. 題名自体が物語である……「脳手術の失敗」「お勢登場」「海へ出るつもりじゃなかった」

  5. 濁音と意味不明な単語……「しだらでん」「少年アシベ」「ディグダグ」

  6. アルファベット混じりの題名……「D坂の殺人事件」「M色のS景」

  7. 古めかしい言い方で……「ツァラトストラかく語りき」「されど弧にあらず」

  8. 命令してみる……「大工よ、屋根の梁を高く上げよ」「メシ喰うな」

  9. パロディの題名……「長めのいい部屋」「百年の誤読」

  10. 関係性をいわない……「隠し砦の三悪人」「11人いる!」

  11. 先入観から逸脱する……「淋しいのはお前だけじゃな」「サーキットの娘」

  12. 日本語+カタカナの題名……「少年ケニヤ」「三人ガリデブ」

  13. いいかけでやめてみる……「光ってみえるもの、あれは」「飼い犬が手を噛むので」

  14. いいきってしまう……「これからはあるくのだ」「幸せではないが、もういい」

  15. 漢字二字の題名……「趣向」「発表」「嫐嬲」

  16. 長い題名……「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」「おそうじをおぼえたがらないリスのゲルランゲ」「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」

  17. 続編の題名……「ニュー・三匹が斬る!」「ALIENS」「ブラウン神父の童心」「それから」

  18. 題名同士が会話する……「今夜わかる」シリーズ「買ってみた。」「それが本当なら」

  19. 洒落の題名……「屁で空中ウクライナ」「ザ・先生ション!」

  20. 読むと愛着が生じてしまう……「アメリカ」

  21. 人気歌人に学ぶ……「どうして長嶋有さんは枡野浩一なんかとつきあってるの?」「日本ゴロン」「世界音痴」「にょっ記」

これらがなぜぐっとくるのかは、本書の解説を読んでみてください。

『ぐっとくる題名』はタイトル決めの参考になり、かつ新書なのですぐに読める。お手頃で、1冊は手元に置いておきたい本です。