あと少しで手遅れだった腹痛

2日前の金曜日のこと。

その日は朝から腰が痛かった。なぜ痛むのか、何度尋ねてみても腰は答えてくれない。まあ、よくある自律神経の異常でしょう、という感じだった。そのときは。

勤務中。昼頃。腰の痛みに加え、軽く頭痛ってきた。この辺で「ちょっとやばいか?」と思いはじめる。食後、念のためバファリンを飲み込んだ。

それからしばらくは問題なかったが、帰りの電車のなかで吐き気がしてきた。スマホを眺めていることもつらい。本格的に危機感を抱いた。

駅について、迅速に、かつゆっくりと、身体に負担をかけないように、それでいて焦りながら、家まで歩いた。

いつもならとっくに空腹になっているはずだが、気持ち悪さでそれどころではなかった。

ベッドで横になる。10分後に吐き気は、猛烈な腹痛へと進化を果たした。誰も望んでいない進化だった。

それからはトイレに行ったり来たりしながら、自分自身と戦っていた。

2時間後、ようやく落ち着いた。

ここまで体調が崩れた原因は、よくわからない。自律神経の異常だというのは確かだが、こんなにもはっきりと症状が出るのは久しぶりだ。季節の変わり目だからだろうか?

もし、あとほんのちょっと帰宅するのが遅れていたら、最悪、電車内で腹痛に襲われていただろう。手遅れになるまえに家にたどり着けたのは不幸中の幸いというべきか。無論、不幸が起こらないことが最良であるのは言うまでもない。