死のふちからの生還

気づけば25日。姫呂はため息をついた。ようやく2月が終了する。今月はいろいろあったが、先週は死のふちに立たされた。詳しくは語れないが、急いで片付けなければいけない案件があり、業務量が急増した。いつもは基本的にデスクワークなのだが、今回は例外的に体力仕事があり、生命力が落ち葉のようにみるみる散っていった。

土曜日からは3連休だったが、いつにもまして虚無の休日だった。疲労感と息切れ感が肉体を支配し、呪われたように動けなかった。いや、実際にこの身体は呪われているのかもしれない。そうでなければ、なぜ人生はこんなにも苦しいのか?

ひたすらベッドで横になった成果なのか、月曜日の夕方、ぎりぎり奇跡の生還を果たした。ようやく身体がコントロールできるようになり、ゲームができるまでに回復した。

しかし、今日からまた労働がはじまってしまった。

なんと人生は虚しいことか……。