今、富野由悠季が熱い

つい先日、『Gのレコンギスタ』劇場版の第1作めが公開された。それに前後して、監督の富野由悠季氏に関する話題が増えている。それらのなかから気になったものをチョイスする権利が、僕にはある。


mantan-web.jp

映画作りはチーム作業だが、富野監督は経験則で「合意で進んだものはうまくいかない」と思っている。誰かが突っ走ったほうがいいものができる。


anime.eiga.com

『Gレコ』に関する話題が多めのインタビュー。

現実に宇宙エレベーターを建設しようとしている人たちが、インフラとして資金源をどうするのかまったく考えていない。ガンダム以上にファンタジー思考。『Gレコ』で登場する宇宙エレベーターをキャピタル(資本)・タワーと名づけているのは、そういうことに気づいてほしいから。


kisspress.jp

各地で展覧会も開催されている。『伝説巨神 イデオン 接触篇・発動篇』を上映するあたり、完全に「わかっている」人が企画してるっぽい。


www.gundam.info

富野監督が、令和元年度文化庁長官表彰を受賞したというニュース。これはめでたい。実際、富野監督はガンダムシリーズを生み出しただけでなく、イデオン劇場版ではアニメを宗教の域まで到達させ、数々の作品を手がけていくなかで、多くの実力派声優を発掘してきた。ある意味、アニメ業界への貢献度は宮﨑駿よりも大きい。


news.yahoo.co.jp

こちらは『Gレコ』よりも、富野監督自身にフォーカスされているインタビュー。満員電車の下りもそうだが、やはり富野監督のなかには、エリートが夢を追いかけるのをもてはやす以前に、現実の問題を解決しなさいよ、という意識があると思う。そういう意識はよくわかる。

『天気の子』は見ていないが、『君の名は。』とかが個人の鬱屈に寄り添って共感を集めているのは、そのとおりだと思う。良い悪いはともかく、僕もそういう作品は好きではない。

確か『Gレコ』TV版への批判で、「主人公のベルリに共感できない」というものがあったが、こういう「共感できる・できない」が物事を評価する目安になっている社会というのは、危険だろうと思う。実際、世間の騒動を見ていても、自分が共感できないもの、不快に感じるものを排除してしまおうとする人が増えているのを感じる。


以上、気になるリンクを集めてみた。

年齢的に考えて、この『Gのレコンギスタ』劇場版が、富野監督が手がける最後のガンダムになるだろう。なんとか完結までがんばってほしい。

つかめプライド! つかめサクセス!