コミック版の『ゴブリンスレイヤー』を一気読みした

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コミック版の『ゴブリンスレイヤー』を既刊分まで一気読みした。全部で5巻。

本作は最近アニメ化されたことで話題になっている。もっと具体的に言うと、第1話でレイプ描写をかましたことで話題になった。僕もそうした話題の中で本作を知ったクチである。

ゴブリンスレイヤー 1巻 (デジタル版ビッグガンガンコミックス)

ゴブリンスレイヤー 1巻 (デジタル版ビッグガンガンコミックス)

  • 作者: 蝸牛くも(GA文庫/SBクリエイティブ刊),黒瀬浩介,神奈月昇
  • 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
  • 発売日: 2016/09/13
  • メディア: Kindle版
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ファンタジー世界が舞台。最弱のモンスターだけを狩り続ける冒険者、「ゴブリンスレイヤー」が主人公。

その第1話では、ゴブリンを舐めた新米冒険者のパーティが返り討ちにされる。リーダーの戦士が惨殺されたうえに女武闘家がレイプされ、孕み袋としてお持ち帰りされるという酷悪な展開が描かれた。

※孕み袋……本作のゴブリンはオスしかいない設定。繁殖のためには異種族のメスを強引にさらって子供を孕ませる。ゴブリン界ではさらってきたメスのことを「孕み袋」と呼ぶ。

本作はもともとやる夫スレで公開されていたAA作品。その後原作者の手で小説版が描かれ、コミカライズ化、アニメ化と順調に出世を果たしている。

現在、コミック版は「ガンガンオンライン」で定期的に連載されている。最新話はもちろんのこと、序章にあたる第1話、第2話が無料で読める。

www.ganganonline.com

で、さまざまな媒体で描かれている『ゴブリンスレイヤー』だが、僕はコミック版を中心に追っていくことにした。

なぜコミック版なのか? 小説版とかも試し読みしてみたところ、コミック版が一番レイプ描写がきつかったことが理由だ。

第1話の惨劇は、本作の世界観を端的に表わしているだけでなく、ここでゴブリンに敗れた冒険者の末路を描いておくことで、その後のピンチ描写に緊張感を与えている。衝撃的なシーンだが、ここでしっかり衝撃を受けておくことが『ゴブリンスレイヤー』を楽しむコツなのだ。

第1話の後、ゴブリンスレイヤーは神官ちゃん、エルフちゃん、ドワーフさん、リザードマンさんを仲間に加えていく。ストーリーは基本的にこの5人での冒険が描かれる。その中で、とあるエピソードでエルフちゃんがレイプされかけるのだが、このときは僕がエルフちゃん推しということもあり、泣きそうになった。だがそれがいい。

レイプのことばかり書いているので勘違いされそうだが、本作の中でレイプ描写はそんなにない。そういうのは第1話がピークで、あとは下り坂。

『ゴブリンスレイヤー』は、ゴブリンによって人生を狂わされた男が人間性を取り戻していく物語。要は社会復帰です。レイプやグロがメインではないことは強調しておきたい。

本作の面白さはゴブリンスレイヤーさんの職人然とした態度にある。ゴブスレさんは特殊な能力を持たない普通の戦士である。しかし、知恵と工夫でゴブリン狩りを極めていった結果、この世界で唯一無二の職人の域に到達した。生まれ持った才能がないというハンデを覆すゴブスレさんの活躍っぷりには学ぶべきものが多い。

ゴブスレさんは我々のような才能なき人間にとって、希望の光なのである。