価値観と性欲の一致は重要という話

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『ネットで会って30分で結婚を決めた話 無理しない婚』という本を読んだ。この本は『ネットで会って30分で結婚を決めた話』の続編だ。前作のことは以前、ブログに感想を書いている。

www.usamihiro.info

2ちゃんねるのメル友募集スレで知り合い、実際にオフで会ってから直感で結婚を決めたという夫婦、れのれのさん(妻)とシムさん(夫)。本書ではふたりのその後が描かれている。

電撃的な婚約でありながら何年たっても夫婦円満に過ごしているというふたり。その秘訣は価値観の一致にある。ふたりは互いに、相手に求めているもののハードルが低い。

  • 記念日やバレンタインは基本スルー。
  • 旦那はゲームさえできれば幸せ。
  • れのれのさんはあまり家事をしないが、シムさんもそれを咎めない(※れのれのさんは専業主婦)。
  • 料理を作るのが面倒なときは外食。
  • たまにカップ麺で食事をすませることも。
  • よく行くデート=外食(サイゼや天一など)。

……などなど。

なるべく楽に生活する一方で、お互いに好意や感謝の気持ちを伝えることは欠かさないという。

  • れのれのさんは「旦那かわいい」を連発。
  • 家事はあまりしないが、旦那のメンテナンスは欠かさない。お風呂上がりにアトピーの薬を塗ったり、全身マッサージをしたり。
  • また、旦那のお弁当は毎日作っている。
  • 毎日チューとハグをする。
  • 外出のときはいつも腕を組んでいる。
  • ほかにも、頑張ったことの報告やそれに対する労いの言葉を掛け合っている。

前作の感想にも書いたが、やはりこのふたりのあり方は、理想的な夫婦のひとつだと思う。

しかし、どうすれば理想のパートナーに巡り会えるのか? その答えも本書に書かれている。ふたりによれば、その答えとは、「ぶっちゃけ運」だという。まあ……そうですよね……。

ところで、本書にはふたりの性事情についても語られている。上記のラブラブぶりからは考えられないことだが、なんとふたりはセックスはしていないという。これは驚きだ。現在のところ子供を作るつもりがないからというが、世間では、子供を作るつもりがなくてもセックスするのが一般的だろう。だがふたりは、セックスをする時間があったらそのぶんを趣味に当てたいらしい。

しかしよく考えてみれば、前作の時点で「結婚はするけど恋愛感情はない」とはっきり語られていたので、そんなものかもしれない。本書からは、恋愛感情がなくても人は結婚できるし、ラブラブにもなれる、ということが学びとれる。

ところで、ふたりが夫婦円満に過ごせているのは、基本的な価値観が一致しているだけでなく、性欲も一致していることが大きいのではないかと思った。

というのも、本書と並行して『実は私セックスレスで悩んでました』という本を読んだのだが、こちらの本では性欲の不一致が原因で夫婦関係が破綻しかけた事例が語られている。

実は私セックスレスで悩んでました

実は私セックスレスで悩んでました

いや、破綻しかけたというより、Twitterの情報によればその後別居したそうなのだが……ともかくこの作品では、旦那があまりにもセックスに応じてくれないために浮気しかけたという女性の苦悩が描かれている。また巷でも、セックス問題が原因でパートナーと別れるというのはよくある話らしい。性欲の不一致というのは、それだけ大きな問題なのだ。

やはり、セックスの問題というのはおおっぴらに話し合うことがはばかられるので、問題が問題のまま放置されてしまうことが多いのだろう。これを解決するには、パートナー間でちゃんと話し合うしかない。

たとえば、結婚後に片方がセックスに飽きたらどうするのか。浮気や風俗を黙認するのか、あるいは自分が努力するのか、事前に取り決めておいたほうがいいだろう。その辺の認識が一致しないなら結婚は考え直したほうがいい。

いずれにせよ「愛は永遠」とか、「愛があればなんでも乗り越えられる」みたいな精神論が好きな人間ほど、壁にぶち当たるともろいものだ。愛を持続させるためには行動が必要ということを理解しなければならない。そもそも、なにもしないような人間を愛してくれるのは神様だけだ。