待ちに待った『Marvel ザ・ディフェンダーズ』。先週の金曜日に配信され、その日のうちに全話鑑賞した。本当に最高だった。NetflixのMarvelドラマシリーズを追いかけてきてよかったと実感した。
1話ごとのレビューはそのうちやるので、今回は全体的な雑感を書いてみたいと思う。
アクション面
まず第1話がアイアン・フィストの戦闘シーンから始まる。「最初からフルスロットルで行くぜ」という気概を感じた。
第3話でダニーが敵の本拠地に乗り込む→ルーク合流→マット・ジェシカ合流の流れは熱かった。あのシーンは間違いなく本作のハイライトのひとつ。
ついにマダム・ガオの戦闘シーンが拝めた。意外なことにかなり強い。「気」を使って物体を飛ばすことができ、ルーク・ジェシカのコンビとも互角に渡り合っていた。
防弾のルークは無敵かと思いきや、そうでもなかった。ヤミノテの幹部は「気」を自在に操る武闘家ばかりで、拳を強化して普通にルークを殴ってくる。
デアデビルのアクションは相変わらずキレッキレ。
ドラマ面
メインキャラだけでなく、サブキャラもしっかりクロスオーバーしていてよかった。ルークの担当弁護士がフォギーだったのはニヤリとした。
どのキャラクターもそれぞれのドラマシリーズから物語が続いているが、やはり注目株だったのがマット。シーズン2の出来事でデアデビルを引退した彼が、ヤミノテの悪行を前にして再びヒーローに戻り、エレクトラとの関係に決着をつける。ほかのドラマシリーズは見ていない人でも、『デアデビル』を見ていたなら本作は必見。
ジェシカがほかのメンバーに突っ込みまくるのが面白い。
ラストのアイアン・フィストのカットが素晴らしい。感動する。デアデビルの信念を受け継ぎ、街のヒーローになったことがあのシーンでわかる。
ディフェンダーズの中で一番主人公をしていたのがマットで、その次がダニーという感じ。本作のラストを見たあとだと、『アイアン・フィスト』のシーズン2が楽しみになってくる。
全体面
『アイアン・フィスト』のシーズン1はなんだったのか、というくらいテンポがいい。全8話だからか、スピーディーに物語が進んでいく。
まるで8時間の映画だった。ほかの映画を含めたMCUシリーズの中でも本作はトップクラスの面白さ。
最終話のエンドクレジットのあとに、『パニッシャー』の単独主演ドラマの予告が流れた。この辺もMCUっぽい。『パニッシャー』も楽しみだ。
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