Googleさんが自社の写真管理サービス「Googleフォト」に新機能を搭載したと発表。
今回搭載された新機能は4つ。
- 横倒し写真の自動修正。
- 動画からGIFアニメを自動生成。
- 最近撮った人物の写真をまとめて表示。
- 「最近のハイライト」機能。
それぞれの詳しい説明は以下。
横倒し写真の自動修正
スマホで写真を撮った際、ちゃんと横持ちにしたはずが、アプリが回転を認識できていなかったために写真が横倒しになってしまった。そういう経験は誰にでもあるだろう。
この新機能は、そのような横倒し写真を修正してくれるものだ。保存してある写真の中から横倒しになっている疑いがあるものをピックアップし、ユーザーはそれをタップすることで簡単に修正できる。
動画からGIFアニメを自動生成
こちらは「アシスタント」の新機能。Googleフォトには既に画像からGIFアニメを生成する機能が備わっているが、今回はその動画バージョンとなる。保存された動画の中の「名場面」をサービス側が判断し、自動的にループするGIFアニメを作ってくれる。
最近撮った人物の写真をまとめて表示
最近撮った写真から人の顔を検出し、それと同じ顔が写っている写真を抽出してまとめて表示してくれる。この機能によって、ユーザーの大切な思い出を簡単に振り返れるようにしたい、とGoogleは語っている。
「最近のハイライト」機能
短い期間で大量の写真を撮影したとき、保存されたものの中から「高品質」とGoogleフォトが判断した数枚を「最近のハイライト」として表示してくれる。この機能があれば、旅行中に撮影した写真の中からベストショットを選り分ける手間が省けるだろう。
新機能は順次ローリングアウト中
これらの新機能はサービス内の機械学習技術によるもの。よって、ユーザー側でアップデートを行う必要はない。Googleによれば、現在、順次ローリングアウト中とのことだ。
僕としては、横倒しになった写真を自動修正してくれる機能が地味にありがたい。いちいち修正する手間が省けるというものだ。
このように、Googleフォトはただ写真を保存するだけでなく、修正や管理に関する便利な機能が搭載されている。だから便利なのだ。