本オープンを間近に控えている「カクヨム」だが、25日の公式ブログで「コンテスト応募条件に関して」というタイトルで注意事項を紹介した。
詳しい内容は該当記事を読んでほしいのだが、文中の──
例えば「現在、電子書籍としてのみだが販売している」「同人誌として販売している(流通している)」作品は、規模の大小にかかわらず、有料で販売されている限りはコンテストの応募条件を満たさないということです。
──という箇所が一部で話題になっていた。
これはつまり、KDPやとらのあな等で販売している電子書籍・同人誌はコンテンストの対象にはならないということだ。
コンテストで大賞を獲得した作品は、賞金だけでなく書籍化も決定する。運営としては、その際の面倒な権利関係の処理を回避したいのだろう。実際、KDPで販売していたアマチュア小説が出版社による書籍化が決定したことにより、書籍化前の原作を取り下げることになった、という事例が過去にある。
なんにせよ、作品のコンテスト流用を考えていた方々は残念でした。
ちなみに、僕も小説を発表するつもりだが、3月31日の締切日には間に合いそうにない。まあ、今のところプロット自体が煮詰まっていないので、今年中に発表できればいいかな、という感じでのんびりやっている。