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姫呂ノート

散文的な個人ブログ

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プラスとマイナス

雑記

僕のなかにはプラスとマイナスがいる。彼らは、僕であって僕じゃない──。少しでも自分の状態を客観視するため、そう思うことにした。

昨日は調子がよかったのだが、今日になって、また鬱になった。そういうことがよくある。1日中、身体がだるくて、動悸が収まらなくて、嫌なことばかり考えてしまう。嫌なことというのは、たとえば、誰かから罵倒されたり、邪魔扱いされたり、死ねと言われたりすることだ。なぜか、そういう場面が頭に浮かんでくる。これは妄想だ、フィクションだ、と振り払おうとしても、こびりついたカビのように全然落ちない。眠ったりして時間が経つと、平常に戻る。

問題なのは、鬱状態のとき、ひどく主観的になってしまうことだ。実際には誰も僕を責めていないのに、自分が責められているように感じてしまう。わかっていても、簡単に気持ちを切り替えられないのだ。

どうにかして、鬱状態の自分を客観視できないものか。考えた末、自分のなかにはほかに2つの人格がいるのだと思うことにした。それが、プラスとマイナスである。プラスは、情熱的とまでは行かないが、そこそこやる気があって、チャレンジ精神もある。マイナスはその逆で、ひどく虚無的であり、あらゆるものに怯えている。この2人は、身体の所有権を奪い合っている。プラスのときは、完全に目が覚めていて活動的になるが、マイナスが出てくると、身体も心も重りがついた鎖でつながれたようになる。そして、僕自身は、彼らのうちどちらが現在の身体を所有しているのか、冷静に観察する。

プラスのときは何も問題ないが、マイナスが顔を出すとつらくなる。しかし、だからといって無闇に否定してはかわいそうだ。マイナスも自分の一部なのだから、優しく受け入れてあげる。

具体的には、マイナスが出てきたときは無理をしないこと。それどころか、ハードルを普段より下げる。ほとんど生産的なことができなくても、ちゃんとご飯を食べられただけで良しとする。

そうやって、「今はプラスとマイナス、どっちが出てきているのかな」と状態を見極めつつ行動していこう。マイナスには優しく、プラスには少し厳しくするくらいがちょうどいいかもしれない。