ザ・ディフェンダーズ シーズン1 第2話「強烈な右フック」レビュー

「なんて体だ」


Netflix限定オリジナルドラマ、『ザ・ディフェンダーズ』のあらすじと感想。今回はシーズン1の第2話。

前回のレビューはこちら。

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あらすじ

シーズン1 エピソード2 - 強烈な右フック

地震の混乱により、ヘルズ・キッチンはパニックに陥る。

マットは建物の屋上から街の様子をうかがっていたが、そのとき、強盗事件が発生して子供が銃で撃たれそうになる。思わず駆け出したマットは子供を救うため、銃を持った男たちを叩きのめす。だが、その行動は自警団としての活動をやめた今、やってはいけないことだった。自室に戻ったマットは自己嫌悪に陥る。

地震の翌日、ジェシカからの通報によって警察がアパートにやってくる。爆薬を確認するためミスティも現場へ。彼女はそこでジェシカ・ジョーンズを初めて見る。

ひと通りの事情聴取を受けたジェシカはようやく解放されるのだが、去り際に証拠品の一部をくすねていく。それに気づいたミスティは彼女のあとを追うのだが、ジェシカは素早く、すぐに見失ってしまう。

その後、ジェシカは図書館でとある会社について調べていたのだが、そこにホガースが現れる。彼女は、爆薬があった部屋の主であるジョン・レイモンドが、FBIによってテロリストと目されていることを伝える。このまま調査を続行すれば、ジェシカも巻き添えを食うかもしれない、と。だがジェシカは、それを聞いてもまったく意に介さないのだった。

チカラ道場に戻ったダニーとコリーンは、今後について話し合う。カンボジアで死んだ男の仲間がニューヨークにいるかもしれない。その手がかりを追うため、ふたりは、カンボジアの男が使っていた刀を手がけたと思われる工房を訪ねてみることに。

一方、優雅に音楽鑑賞をしていたアレクサンドラは、マダム・ガオから問題発生の報告を受ける。ガオによれば、壁があって目的地にたどり着けないという。その壁には、クン・ルンの碑文が記されていた。アレクサンドラは、その壁は「ドア」であり、どこかに開ける手段があると推測する。

夜、犯罪の手がかりを追って、ルークは「トラブル」という店を訪れる。そこはハーレムのゴロツキが集まるバーだった。そのバーでターク・バレットを発見したルークは、彼を脅して情報を聞き出す。タークによれば、「ホワイト・ハット」と呼ばれる新顔が少年たちの雇い主らしい。ホワイト・ハットが151丁目に現れるという話を聞いたルークは、そこへ向かってみることに。

151丁目にやってきたルークは、ホワイト・ハットを発見する。彼はミスティに電話して警察を呼ぼうとするが、そのとき、キャンディスの弟コールの姿を見つける。そこでルークは警察が来る前にコールを助けようと動く。

一方、工房にやってきたダニーとコリーンだが、そこで彼らは複数の死体を発見する。さらに壁にはクン・ルンが描かれた掛け軸があった。

そこへ何者かが工房へ入ってきた。ダニーとコリーンはとっさに身を隠す。防護服を着た男たちが謎の作業を始める。死体を片付けようとしているようだ。ふたりは姿を現し、男たちを叩きのめす。最後に残った男が逃亡する。それをダニーが追い、捕まえて、マスクを剥ぎ取る。その男はコールだった。

ダニーが尋問しようと拳を振り上げたとき、ルークが割って入る。ルークはコールを助けるため、ダニーと戦う。

ダニーは何度も打撃を叩き込むが、ルークの無敵の皮膚はびくともしない。追い詰められるダニー。そこでついにアイアン・フィストの拳を発動させ、強烈な右フックを叩き込む。その衝撃でルークは吹っ飛んでいく。

そこへ警察が到着し、コールは逮捕される。それを見たダニーとコリーン、ルークは、それぞれ現場から離れるのだった。

ジェシカが事務所に戻ると、マルコムが男に拳銃を突きつけられていた。拳銃を持った男はジョン・レイモンドだった。ジョンは混乱した様子で「俺は街の破壊を止めようとしたんだ」と口にする。

そのとき、突如としてエレクトラが乱入してくる。エレクトラはジョンを捕まえたが、ジョンは自らを拳銃で撃って自殺する。

そのまま立ち去ろうとするエレクトラをジェシカが追う。だがアパートを出たところでミスティが現れ、エレクトラを見失ってしまう。そのままジェシカは警察署に連行されるのだった。

取調室でジェシカの尋問が始まる。ミスティは捜査に協力するよう要請するが、ジェシカは、これは普通の事件ではないと、情報の提供を拒否する。

そこへジェシカの弁護士と名乗る男が部屋に入ってくる。その男とは、マット・マードックだった。

感想

『ザ・ディフェンダーズ』の序盤はヒーロー4人が集結するまでの過程を描いているが、まずはダニーとルーク、マットとジェシカがそれぞれ合流する。

ダニーとルークの初対面は、ふたりの対決で始まった。普通の攻撃がいっさい効かないルークに対し、ダニーはアイアン・フィストの拳で対抗する。このとき殴られるルークの顔がスローで演出されるのは、『ルーク・ケイジ』のシーズン1、第1話で、やはりルークが殴られるシーンのリフレインだ。あのときのルークは、殴りかかってきたゴロツキの拳を逆に粉砕してしまったが、今回はダニーの拳にふっとばされてしまう。アイアン・フィストの拳がいかに強力なのかがよく描かれている。

そしてマットとジェシカは、マットが彼女の弁護を担当するというかたちで出会う。今回はそこで話が終わってしまうので、ふたりの本格的な交流は次回に持ち越しとなる。

一方、地震を発生させたヤミノテだが、新たなトラブルが発生した模様。このときのアレクサンドラとマダム・ガオの会話の意味は、後のエピソードでわかるようになる。

ここまででも充分に面白い本作だが、次回からはいよいよディフェンダーズの本格的な合流が描かれていく。そこからが本番だ。

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