置き去りにされる夢

朝、目覚めてから気分がブルーだ。原因はわかっている。例の夢を見たからだ。

今回はこんな感じだった。みんなでマラソンをしていた。「みんな」というのは、かつての僕の同級生たちだ。そのマラソンは、路地裏や田んぼを走ったりする変なコースだった。まあ、この辺は夢だからだろう。

それはそうとして、みんなはどんどん先へ進んでいくのに対し、僕は体調が悪くてまともに走ることができない。咳き込んだり、頭痛がしたりして、歩くことすらままならない。最後のほうでは、ついに地面を這いつくばって進むことになった。もう、みんなの姿は見えない。そうやって這いつくばっているうちに、僕は夢から目覚めた……。

この手の夢を、よく見る。たとえば、別のケースでは、みんなでスキー旅行に行ったけど、僕だけ体調が悪くて、ずっと旅館で寝ていたりとか。そして帰ってきたみんなが、いかにスキーを楽しんできたかということを聞かされる……。

ポイントは、みんなが一緒に何かを楽しんでいるなか、僕だけが置き去りにされているということだ。

これは、日頃、僕がリアルで感じていることが、夢というかたちになって現れたのだと思う。

実際、一番悪かったときに比べたら体調は回復したものの、週5日フルタイムで働けるほどではない。すぐに疲れが溜まって、すぐに頭痛が発生する。また、頭痛がないときでも、身体が重くて何も手がつかなかったりする。

一方、周りを見ると、週5日フルタイムどころか残業までこなしていたり、休日にプチ旅行へ行ったり、仕事と子育てを両立させている人たちがいる。

みんな、人生を楽しめるだけの体力(あるいは、普通の人生を送れるだけの体力)があるのだ。僕にはそれがない。その事実が、僕を酷く落ち込ませるのだ。