アイアン・フィスト シーズン1 第1話「帰ってきた男」レビュー

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Netflix限定オリジナルドラマ、『アイアン・フィスト』のあらすじと感想。今回はシーズン1の第1話。

あらすじ

シーズン1 エピソード1 - 帰ってきた男

大都会、ニューヨーク。大勢の靴を履いた人々が行き交うなかで、ただひとり、裸足の男がいた。彼の名はダニー・ランド。15年前に飛行機事故で死んだはずの少年が、青年になって帰ってきたのだ。

ダニーは、父の会社であるランド・エンタープライズ社へ入っていく。受付で、叔父のハロルド・ミーチャムに会わせてくれと頼むが、その怪しい身なりのせいで警備員に追い出されそうになる。強引に警備を突破したダニーはエレベーターで上がり、社長室へ乗り込む。しかし、そこにいたのはハロルドではなく、彼の子供たち、ウォードとジョイだった。

彼らとの会話で、ハロルドが12年前に病気で死んだことをダニーは知った。そこで2人に話を聞いてもらおうとするが、ウォードとジョイは目の前の人物がダニー・ランドとは信じず、彼を追い出してしまう。

仕方なくランド社を出たダニーは、かつての実家に帰ってみた。現在、その家にはジョイが住んでいるようだった。ドアに鍵がかかっていたが、ダニーは軽い身のこなしで2階に飛び移り、窓から中に入った。しばらく家の中を見ているうちに、ダニーは、ウォードが昔から嫌な奴だったことを思い出す。

帰るべき家を失ったダニーは、その夜、公園でiPodを聴いていた。そこへ、アルと名乗る浮浪者が声をかけてくる。アルは自分が持っていたiPhoneで、ダニーが知りたいことを調べてくれた。そしてダニーは、15年前のヒマラヤの飛行機事故で自分と両親が死んだことになっていること、また叔父のハロルドも本当に死んでいることを知る。

その後、ジョイとウォードそれぞれともう一度話してみるが、両者とも取り合ってくれなかった。ウォードに至っては拳銃を向けられ、怒ったダニーは、つい彼を危険な目に遭わせてしまう。

行く宛のないダニーは、路上で知り合ったコリーン・ウィングという女性の元を訪ねる。コリーンは小さな武術道場を経営しており、自ら弟子たちを鍛えていた。ダニーは、自分にも武術の心得があるので、ここで雇ってくれないかと頼む。だが、彼女の返事はNOだった。

仕方なく道場を出ると、突然、3人の男が拳銃で襲ってきた。そのうちの1人は、ランド社の警備員だった。ダニーは、祭りが行われていたチャイナタウンまで逃げ、人混みに紛れながら、順番に男たちを倒していく。そして警備員を問い詰めると、彼はウォードの指示で襲ったと白状した。

一方、襲撃が失敗したことを受けて、ウォードはある人物の元へ。隠れ家に住むその人物とは、彼の父、ハロルド・ミーチャムだった。ハロルドは死んだことになっているが、実際には裏からランド社の経営に口を出していたのだ。ウォードは、ダニーの件を父に相談する。すぐに始末しようとした息子に対し、もっと彼から情報を集めなければいけないとハロルドは言う。

翌日、ダニーは再びランド社に潜入し、ジョイと面会する。ウォードの手下に襲われた件を話すと、ジョイは乗ってきた。最初から何があったのか話そうとするダニーだったが、ジョイが淹れてくれた飲み物を口したとたん、その場に倒れてしまう。

次にダニーが目を覚ましたとき、彼は病室のベッドの上に拘束されているのだった。

感想

今回から『アイアン・フィスト』のあらすじと感想を書いていく。これまで『デアデビル』、『ジェシカ・ジョーンズ』、『ルーク・ケイジ』と書き続けてきたこの企画だが、とりあえず『ザ・ディフェンダーズ』のシーズン1までは全部行うつもりだ(それ以降は未定)。

さて、『アイアン・フィスト』の第1話だが、飛行機事故で死んだはずのダニー・ランドがニューヨークに帰ってくるところから物語が始まる。しかしというか、やはりというべきか、15年も経っているので、そう簡単にダニー本人だとは信じてもらえない。本作の序盤は、ダニーが自身の存在を証明することを軸にドラマが展開される。

一方、ミーチャム家の人々がダニーの存在を信じられないのは当然としても、兄のウォードが暗殺を試みたように、この一家も真っ白ではない。父親のハロルドは、社会的には死んだことにして裏から会社を操り、妹のジョイもダニーを薬で眠らせたりする。『アイアン・フィスト』において、このミーチャム家の最低っぷりもまた面白いところの1つなので、今後も注視していきたい。

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