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ルーク・ケイジ シーズン1 第11話「袋小路」レビュー

「いつもヒーローなのに」


Netflix限定オリジナルドラマ、『ルーク・ケイジ』のあらすじと感想。今回はシーズン1の第11話。

前回のレビューはこちら。

www.usamihiro.info

あらすじ

シーズン1 エピソード11 - 袋小路

銃撃のなか、ルークはミスティを抱えて厨房に逃げ込む。冷蔵庫を移動させてドアを塞ぐが、突破されるのは時間の問題だった。そこでルークは、厨房の床にある隠し扉から地下室に移動する。やがてダイアモンドバックがグレネードで厨房のドアを吹っ飛ばすが、既にルークたちの姿はなかった。

一方、逃げ遅れた客たちがダイアモンドバックの部下によって1箇所に集められる。その中にはブーン議員もいた。ダイアモンドバックは、ほかの客に顔を見られないようにしつつ、ブーン議員だけを連れて2階の部屋に移動する。

クラブの外では、事件を察知した警察とマスコミが集まっていた。ダイアモンドバックは、またもルークの名を騙り、ブーン議員を通じて警察に電話をする。人質を取りつつ、要求を曖昧にすることで時間を稼ぐ作戦だった。

人質になったクレアは、そこで接客係のキャンディスと知り合う。キャンディスは、こうなったのは自分のせいだと後悔していた。事情を聞いてみると、彼女は、マライアに頼まれて「コットンマウス殺しの犯人はルーク」と嘘の証言をしたという。さらに厨房の下に地下室があることを聞いたクレアは、部下を騙して、別の階段から地下に降りる。

その地下室では、ルークがミスティの応急手当をしていた。その間、ルークは、ダイアモンドバックと自分の関係を彼女に話す。すべてに納得がいったミスティは、「ルークを信じるべきだった」と謝罪する。

そのとき、地下室の外から壁を叩く音がした。ルークが拳で壁を破壊してみると、そこにはクレアがいた。

一方、クラブの外では、リドリー警部が突入のタイミングを図れずにいた。下手をすれば人質に被害が出るからだ。そのとき、検事局のブレイク検事補がやってくる。彼は、防弾男を倒すための未認可の武器──量産型の「ユダ」──を使うよう進言しにきたのだ。クラブから脱出したマライアが、市長にかけあって「ユダ」を売り込んでいたのだ。

しかし、「ユダ」の威力が世間に知られれば、街の悪党はあらゆる手を使って入手しようとするだろう。新たな混乱を巻き起こしかねない武器を前に、リドリー警部は一層ためらう。その気持ちはブレイク検事補も同じだった。彼はあくまで仕事のために「ユダ」を進言しにきたが、本音では使わずに済めばいいと思っていた。

同じ頃、クラブ内ではシェイズの不満が頂点に達していた。そもそも彼は警察が来る前に逃げるべきだと判断したが、ダイアモンドバックはその警告を無視した。しかも、ダイアモンドバックは逃げる算段さえしていない。彼の頭の中にあるのはルークを追い詰め、殺すことだけ。そんなボスを前にして、シェイズの忠誠心は失われつつあった。2人は激しく口論し、ダイアモンドバックは「これが終わったらじっくり話し合ってやる」とシェイズを睨みつけるのだった。

部屋に戻ったダイアモンドバックは、地下のスピーカーを使って、「出てこないと10分おきに人質を殺すぞ」とルークに告げる。それが脅しではないと悟ったルークは、ミスティをクレアに任せて上へ向かう。途中で部下たちと戦いつつ階段を上がっていくが、ダイアモンドバックはブーン議員を殺してしまう。

ブーン議員の死体は、クラブの外に投げ出された。それを受けてリドリー警部は、ついに突入を決意する。

一方、ブーン議員の死体を始末させられたシェイズは、厨房で手を洗っているとき、ふと床の隠し扉に気づく。彼は扉を開け、階段を降りていく。

そのとき、ルークはブレーカーを落としてクラブ内の電気を消した。

地下室では、ミスティが過去の暴行をクレアに謝罪していた。そこにシェイズが現れる。2人は協力してシェイズを気絶させる。クレアとミスティは、互いを認め合うのだった。

ルークは1階に上がり、部下たちを倒して人質を解放する。だが、人質の中にキャンディスの姿はない。そこにダイアモンドバックが2階に現れる。ダイアモンドバックは、キャンディスに銃を突きつけていた。説得しようとするルークだったが、もはやダイアモンドバックは聞く耳を持たない。彼はキャンディスを突き落とす。

落ちてきたキャンディスをキャッチするルーク。その隙を突いて、ダイアモンドバックは「ユダ」を発射する。ルークは、間一髪のところで「ユダ」をかわした。

「ユダ」を外したダイアモンドバックは後退する。これが彼が持っていた最後の「ユダ」だった。ルークを殺すためには、次は違う手を考えなければならない。彼はジップの手を借りて、クラブの裏口からこっそり出ていく。

一方、キャンディスはルークに謝罪をする。武装した機動隊が突入し、ルークは逮捕される。

病院へ搬送されていくミスティは、リドリー警部に、ルークは無実だと訴える。また、人質の中にも「ルークは無実だ」と叫ぶ声があった。

機動隊の車両に乗せられるルーク。しかし、彼の真実の姿は、少しずつ人々の前に明らかになりつつあった。

感想

今回のエピソードで、ダイアモンドバックがルークを恨む理由について本人の口から語られる。やはり、ルーカス神父がウィリスを実の息子として認知しなかったことが原因のようだ。子供の頃はカールと兄弟同然に育ったウィリスだが、父親はカールだけに愛情を注ぎ、ウィリスの存在は無視した。それだけでなく、ウィリスの母親がガンを患ったときも無視したという。これではウィリスが恨むのも無理はない。

現在のダイアモンドバックの中にあるのは、ルーカス神父とその息子カールに対する憎しみだけだ。クラブが警察に包囲されても一向に気にしない彼は、もはや完全に自分を見失っている。

また、序盤から重要な場所として存在していたクラブが舞台になる、最後のエピソードでもある。そのためか、ラストに向けた展開がいくつも仕込まれている。

シェイズとダイアモンドバックの対立、オリジナルの「ユダ」が失われる、キャンディスの改心……これらの要素によって次のストーリーが動き出す。果たして、最後に勝つのは誰か。

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