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直観と感情の違いについて

『ソース〜あなたの人生の源は、ワクワクすことにある。』という本に、直観と感情の違いについて触れている部分があった。個人的にとても興味のある部分だったので、ブログにメモしておくことにした。

直観と感情の違い

まず、直観と感情の違いについて、本書から引用する。

  • 喜怒哀楽の感情は生理的な反応であり、信用できない。

  • 直観には感情の揺れがなく、落ち着いていて平坦である。直観は生理的反応ではない。「◯◯な気がする」という感覚で、一貫して同じであり急変したりしない。心の中から聞こえてくる静かな声だ。

  • 直観や感覚や気配は潜在意識からのメッセージであり、意識の力を信じる人にとっては高いレベルからのメッセージだと感じられる。

  • 感情は上下に揺れ、信頼できないし、信頼するべきではない。感情はさまざまな問題や空虚感の表れである。決して感情にもとづいた決断をするべきではない。感情的な決断をすると人生にゴタゴタが生まれ、あとから後悔するような選択をしてしまう。

  • 感情は、肉体や精神が情報処理をする結果として生まれるものだから、無視しないでそのまま味わえばよい。感情を抑えつけると、心身の健康に悪影響をおよぼす。けれども感情を判断の基準にして生きるべきではない。

「感情は信頼できない」に同意する理由

この部分に興味を惹かれた理由だが、僕も普段から感情は信頼できないと感じていたからだ。

僕は不安障害を抱えていて、事あるごとにネガティブな感情が湧いてくる。その感情は認知の歪みが生み出したもので、絶対ではない。世の中には「感情にしたがうのが正しい」と述べる論者もいるが、日頃から自分の感情と戦っている僕からすれば、戯言だと思っていた。

しかし一方で、意識の力を信じられなければ、人生の旅を乗り切ることは不可能だ。自分の中にある精神そのものを否定することはできない。そうした「意識の力」と「感情」をどのように区別すればいいのか……と悩んでいたところ、本書に出会った。

本書の優れている点は、直観と感情の見分け方を明確にしていることだ。「直観は生理的反応ではない」「『◯◯な気がする』という感覚」「一貫して同じであり急変したりしない」──こうした特徴に注意していれば、これは直観で、あれは感情だなと、自分で判断できる。

その一方で、「感情を抑えつけてはいけない」ということも述べている。実際、感情を抑えつけてしまうとストレスが増加していくので、この主張もよくわかる。ただし、やはり「感情を判断の基準にして生きるべきではない」のであり、このさじ加減が難しいところだ。

たとえば、僕は症状が酷かった頃、電車に乗ることさえ恐怖を感じていた。仮にこの場面で「感情を抑えつけず、かつ判断の基準にしない」を実践したとすると、「電車に乗る恐怖は認める」、ただし「だからといって電車の乗らないという判断はしない」ということになるだろうか。

直観を認めるための4ステップ

また本書では、この部分に続いて、自分の直観を認めるためのステップについても述べられている。

  1. まず、自分の直観の存在に気づき、次にそれがどんな気持ちかを知る。感情と混同しない。感情には一種の「激しさ」があるので区別できる。

  2. その直観が確かに自分の中から生まれたことを認める。他の人間からの影響ではなく、自分自身の感覚だと認める。

  3. 自分の直観を信用する。

  4. 行動に移す。

この4ステップを実践して、常に自分の直観を把握できるようにしていこう。