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姫呂ノート

散文的な個人ブログ

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明るい自己研鑚をしよう──『15分あれば喫茶店に入りなさい』感想

読書

タイトルで言いたいことは言っちゃっているが、喫茶店(カフェ)の勧めとしては良いと思った。

著者は、15分あれば喫茶店に入ろうと勧める。目的はリラックスすることではなく、仕事をすることだ。

職場にいると同僚や上司の存在がプレッシャーになる。一方、自宅では逆にリラックスしすぎてしまう。そういう人にとっては、喫茶店はまさにうってつけの場だ。

また、「15分あれば」という考えも気に入った。仕事を15分単位で捉え、こつこつと進めていく。日本人はつい長時間労働を美徳と考えてしまいがちだが、本来、人間が一度に集中できるのは30分くらいが限度だ。

もちろん、自分が好きなことなら余裕で30分以上の集中はできるだろう。しかし、仕事というのはだいたいやりたくないものである。やりたくないことで集中していられる限界は、やはり、30分だろう。これは、自分の実感としてわかる。

本書は、著者のエッセイ的な部分が多いので、そのまま鵜呑みにはできない。たとえば、著者は喫茶店にノートパソコンは持ち込まないというが、僕には絶対無理だ。したがって、1から10までこの本のとおりにするのではなく、各自でアレンジする必要がある。

なお、著者は仕事以外でも、喫茶店で雑談のネタの考えたり、読書をしたり、人間観察をしたりしているらしい。

要するに、喫茶店という場はいろいろなことに利用できるというわけだ。

もう1つ、本書で気に入ったのが、「明るい自己研鑚」という考え方。苦しい自己研鑚をするのではなく、喫茶店というゆったりした場所で、少しずつ自己研鑚する。

こうした考えがもっと日本全体に広まってほしいと思った。