読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

スポンサーリンク

来年より、Evernoteが機械学習のために、一部社員がノートを目視できるようにするとのこと

アプリ・サービス

Evernote関連で大きなニュースがあった。来年よりプライバシーポリシーを更新し、一部のケースにおいて、限られた社員がノートの中身を目視できるようにするとのこと。

概要

プライバシーポリシーの最新の更新により、一部の Evernote 社員はアカウントのコンテンツへの機械学習テクノロジーの適用を監督することが可能になりますが、その際は Evernote サービスの開発・改善を目的として以下の通り制限がかかります。

これは、ユーザにとって最も関連性の高いコンテンツや機能を提示するために、弊社の機械学習テクノロジーが正しく機能していることを確認することが目的です。弊社のコンピュータシステムは高精度ですが、意図した通りに機能しているかを確認するために、人間による目視確認が必要になる場合があります。

help.evernote.com

「場合によっては人間がノートの中身をチェックするよ」という話。

では、どういう条件下においてノートがチェックされるのか?

社員がノートをチェックする条件

以下に記載の限定された状況においては、ユーザのアカウント情報やコンテンツにアクセスまたは確認させていただくことがあります。

  • 当社サービス利用規約への違反に関して確認が必要な場合、またはその他の理由に基づき、当社サービス利用規約に記載の通りユーザのアカウントにあるコンテンツの検査が必要だと判断した場合
  • トラブルシューティングの過程で必要な場合、あるいはサービスの保守および改善に必要な場合
  • Evernote およびユーザの権利、使用権、身の安全を保護するために必要な場合(迷惑メールや攻撃メール、その他セキュリティ上の懸念への対策を含む)
  • 令状、裁判所命令、その他の法的手続きへの対応など法的義務を遵守するために必要な場合。当社はユーザのアカウント内のコンテンツを注意深く保護し、第三者からのユーザのアカウントに関する情報の要求に応じなければならないと判断した場合には、可能な限りその都度ユーザに通知いたします。詳細につきましては、当社の「Information for Authorities」ページ(英語)をご参照ください。

プライバシーポリシー | Evernote

ということなので、普通の状況では目視されないと考えていいだろう。

ノートをチェックされたくない場合

ノートの中身をチェックされたくない場合は、ユーザー自身でオプトアウトすることができる。

EvernoteのWeb版にアクセスし、アカウント管理の「個人設定」ページで、「ユーザ体験を向上させるために、自分のデータを Evernote が使用することを許可します」のチェックを外せばいい。

もちろん、これをやるとEvernoteの機械学習を用いた機能は使えなくなるが。

雑感:なにか大きなシステム変更を加えようとしている?

Evernoteは今回の変更を「機械学習テクノロジーのため」としているが、実際にどのようなテクノロジーなのかが不明。おそらく、なにか大きなシステム変更を加えようとしているのだろう。

Evernote側としても今回の変更に危険性があることはわかっているはずなので、システムを変更する都合上、どうしても仕方がないことだった可能性が高い。

僕としては、この追加されるシステムを見極めてからオプトアウトするかどうかを決めようと思う。適用は1月23日からなので、まだ考える時間はじっくりある。慌てずに行こう。

追記

上記の変更を撤回した模様。

forest.watch.impress.co.jp

Evernote社によると、プライバシーポリシーの変更が発表されて以来数日の間に多数のユーザーから懸念が寄せられたため、変更を撤回することに決定したという。同社は今後数カ月の間にプライバシーポリシーを、プライバシーをより強化する方向で改正する予定とのこと。

というわけなので、無事解決したっぽい。

追記2

CEOのクリス・オニール氏より正式な表明があった。

blog.evernote.com

それによると、今後はユーザーのプライバシーをより強化していくとのこと。また、なにか思うところがあれば直接Twitterアカウントかメールアドレスに連絡してほしいとも言っている。こういう開かれた姿勢はほかの企業も見習ってもらいたい。