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姫呂ノート

散文的な個人ブログ

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ブルーボトルコーヒー 青山カフェ 初体験レポート

食事

「コーヒー界のApple」とも呼ばれていることで有名なブルーボトルコーヒーに行ってきた。ブルーボトルコーヒーは初めてだったが、素晴らしい体験だった。落ち着きのある店内。美味しいコーヒーと軽食。そこで働くスタッフの姿。すべての要素のレベルが高く、まさにAppleを思わせるようなカフェだった。

ブルーボトルコーヒーとは?

まず、ブルーボトルについて簡単に説明しよう。ブルーボトルコーヒーはアメリカ発のコーヒーチェーン店で、コーヒー界の「サードウェーブ」(第3の波)に属すると言われている。日本には2015年から進出展開している。

macaro-ni.jp

「サードウェーブ」について、ざっくり説明しよう。19世紀後半のコーヒー豆の大量流通により、一般家庭に普及した時期をファーストウェーブ。その後、スターバックスに代表される、深い焙煎の豆を使ったシアトル系コーヒーが流行した時期をセカンドウェーブ、そして高品質な豆によるスペシャルなコーヒーを追求したのがサードウェーブだ。

もちろん、セカンドウェーブの時期でもスペシャルなコーヒーの店は存在した。しかし、それらはほとんど個人経営の店である。サードウェーブ系のコーヒー店は、クオリティの追求をチェーン店規模で行っている点が特徴なのだ。

青山カフェに行ってみた

さて、現在のところブルーボトルコーヒーは、日本だと5店舗展開している。いずれも東京で、場所は「新宿」「中目黒」「六本木」「清澄白河」「青山」だ(今後、品川にも出店予定)。

今回、僕は青山カフェに行ってみた。実は新宿のほうが家から近いのだが、新宿カフェは立地が良いぶん、ほかの店舗よりも混み合っているという噂なので、あえて遠めの青山を選んだ。

店舗の到着したのは午後3時くらい。入口前に列ができていた。

青山店は2階建ての建物内にあるが、1階は別のお店になっており(服屋だったかな?)、2階がブルーボトルコーヒーになる。つまり1階分しかスペースがないのだが、フロア自体は広く、テラス席も存在する。

オープンなキッチンでコーヒーを淹れるスタッフ

店内に入って、まず目につくのは、コーヒーを淹れているスタッフの姿。これまた広いキッチンがオープンになっている。その中で数人のスタッフが忙しそうに働いていた。

スタッフはほとんど日本人だったが、1人だけヨーロッパ系の白人男性がいた。たぶん30代〜40代。背が高く、笑顔が素敵なダンディだった。ダンディ好きの女子はスタッフ目当てで行くのもいいだろう。

注文の流れ

ブルーボトルコーヒーでは、注文を受けてから1杯ずつコーヒーを淹れる形式になっている。そのため、少しだけ待つ必要がある。店内で食事をする場合は、注文を待っている間に席を確保するといい。ちなみにテイクアウトも可能だ。

注文時にスタッフから名前を聞かれ、受け取りの際は名前を呼ばれることになる。番号で呼ばないあたり、アメリカ流のフレンドリーさを感じる。

支払いは現金のほか、クレジットカードも使える。すべてのカードに対応しているわけではないようだが、VISAとマスターカードなら問題ない。それ以外は怪しい。特に日本ではなぜかJCBカードの保有者が多いが、念のためVISAかマスターカードのどちらかは用意しておきたい。これはブルーボトルに限った話ではない。「VISA & マスターカードは最強」と覚えておこう。

店内の雰囲気

ほんのり明るい照明、グレーの壁、木製のテーブル。余計な装飾がなく、全体的に落ち着いた雰囲気である。

座席はテーブル&椅子のほかに、立ち食いスペースもある。特に壁際はぼっちスペースになっており、単身者も安心(?)して利用することができる。

上述したテラス席だが、そこからの眺めは実に良い。

オリジナルグッズも販売中

また、店内ではオリジナルグッズの販売も行っている。コーヒー豆のほか、カップやトートバッグなどがある。気に入ったのがあれば、帰りに買っていこう。

ブレンドコーヒーとエッグトーストをチョイス

さて、肝心のコーヒーと料理の話をしよう。

今回、僕がチョイスしたのは、ブレンドコーヒーとエッグトーストだ。

正式名称は、ブレンドコーヒーが「ジャイアント・ステップス」で、エッグトーストが「ポーチドエッグ&トースト」というらしい。どうもコーヒーはその日によって種類が違うようだ。

お値段はコーヒーが450円、トーストが850円だった。最初はトーストが高い気もしたが、提供された料理を見て、「こんなに美味しそうなら無理もないか」と思った。

清流のようなコーヒー

実際に食べてみたところ、トーストは納得の美味しさだった。ぷるぷるの卵を割ると半熟の黄身がどろっと溢れてきて、その状態でトーストをがぶりとやると、柔らかさと甘さで口の中がどうにかなってしまう。卵好きには間違いなくおすすめの一品だ。

しかし、本番はコーヒーだった。断っておくが、僕は甘党だ。普段はコーヒーをブラックで飲むことはしない。最低でもガムシロップか砂糖は必ず入れる。だが、ブルーボトルのブレンドコーヒーには……それらは必要なかった。一口飲んで驚いた。確かに苦味はあるのだが、同時に、澄んだ飲み心地もあるのだ。森の中の透明な小川。そんな感じさえした。清流のようなコーヒーだった。

スタバとはまた違った居心地の良さ

コーヒーを飲むうちに、僕は思わず微笑んでいた。心の汚い部分が洗い流されていくのがわかった。そして瞑想の果てに悟りを得たような、晴れ晴れとした気分になった。店内は相変わらず人でいっぱいだった。普段の僕なら人が大勢いる場所だと落ち着かないのだが、このときはなぜか周りのことが気にならなくなっていた。それどころか居心地の良ささえ感じていた。

スタバでも居心地の良さを感じたことはあるが、それは「ほどよい雑音のおかげで作業に集中できる」という意味の居心地の良さだ。ブルーボトルのそれは違う。ブルーボトルの場合は、純粋にリラックスできていることから感じる居心地の良さだ。

そのとき、僕はスタバとブルーボトルの違いがはっきりと理解できた。スタバは仕事や勉強をしたり、友人や家族と雑談する場所であるのに対し、ブルーボトルは、まず何よりもコーヒーを味わい、堪能することによって、心を整える場所なのだ。ひと言で言えば、「自分にフォーカスする」ための場所だ。この「フォーカス」という部分が、まさにAppleを思い起こさせる。なるほど、これはまさにコーヒー界のAppleだ。

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