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姫呂ノート

散文的な個人ブログ

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PCデポ擁護に対する反論

社会

トピック「PCデポ」について

先日から炎上中のPCデポ問題。その発端となったケンヂさんの契約解除トラブルだが、フリーライターのヨッピーさんによる詳細がついに公開された。

bylines.news.yahoo.co.jp

当初は「詳細がわからないからなんとも言えない」という意見もあったが、この件以外にもPCデポがいろいろやらかしていたこと、そして今回の詳細記事が公開されたことで、PCデポがクロだったことは確実になった。

ところが、ネット上を巡っていると、未だにPCデポを擁護している人がいる。しかも、その言い分がちょっと意味わからないものまである。

そこで、PCデポへの擁護意見とそれに対する突っ込み(という名の反論)を試みることにした。

以下、代表的な擁護とそれに対する突っ込み。

その1:「文句つけてる奴はタダでサポートしろと言いたいのか!」

「え? 誰がそんなこと言ってるの?」というレベル。

ヨッピーさんの記事を読めばわかるように、ケンヂさんの件における基本的な問題点は「必要をはるかに超えた過剰なプランを契約させた」ことと「解約料があまりに高額である」ことの2点。もちろん、その他にもいろいろ問題点はあるが、間違っても「タダでサポートしろ」なんて一度も要求していない。

また、ネットの反応を見ても「タダでやれ」的な意見はまったく見かけなかった。ごく一部ではいるのかもしれないが、ほとんどの人はサポートに料金が発生することは前提の上で、PCデポはやりすぎではないかと批判している。

ところが、どこをどう解釈したらそうなるのか、「ネットでPCデポを叩いてる奴らは乞食ばかり」みたいなことを言う人が少なからずいる。しかも、ヨッピーさんの記事を読んだうえで未だに言っている人までいた。

なんだろう、この「1か0か」という極端な思考は。どうしたらこんな理解に至るのか意味がわからない。たぶん、自分がこうと思い込んだら絶対に自説を曲げない人種なのだろう。こういう人は文字通り「話にならない」ので、なるべくお近づきになりたくない。

その2:「契約書を読まないほうが悪い。自己責任だ」

これは上に比べればまだわかる。実際に世の中には「契約内容を確認しておくべきだった」というケースがあるので、そう言いたくなる気持ちはわからなくもない。

ただし、「契約書は絶対ではない」ということはお伝えしておこう。契約の内容や契約者の状況によっては、契約そのものを無効にできる。これは僕の個人的な意見ではなく、法律でそう決まっている。

今回のケースに関しては、「弁護士ドットコム」の記事を読んでもらうとわかりやすい。要約すると、「相手が認知症(判断能力に欠ける状態)であることをわかっていて契約させたのならば、契約自体が無効になる可能性がある」ということだ。

www.bengo4.com

その3:「批判が一方的。PCデポ側の意見も聞くべき」

PCデポ側が取材に応じればいいだけ。ヨッピーさんが嫌ならほかのライターでもいい。

まあ、これに関しては社長が話し合いの場に「第三者の同席を拒んだ」時点で、結果は見えているけど。

その4:「金を払っていない部外者が口を出すのはおかしい」

そう言っている時点であなたも口を出しているのでは、と突っ込みたくなる。

だいたい、口を出してなにが悪いのか。PCデポの商法は明らかにボッタクリであり、それに対して批判することのどこがいけないのか。むしろ、批判することによってPCデポが姿勢を改めてくれるのなら、社会的に良いことだろうに。

こういう擁護をする人は、個人間のプライベートなトラブルと、個人と企業との売買トラブルを混同しているのではないか。プライベートなトラブルなら他人が口を挟むのは野暮だが、企業とのトラブルは違う。自分がその企業を利用しなくても、家族や友人が利用する可能性がある。

上記の記事内でも、ヨッピーさんはこのように述べている。

今回のケースなんて、僕の両親が同じような契約をしてしまったとしても何ら不思議ではありません。恐らく、各SNSやニュース報道などを見て、今このページにたどり着いている人々はそれなりにインターネットやスマホに詳しい人達でしょうし、そういった人達に関してはこういうトラブルに巻き込まれる可能性は確かに低いと思います。

つまりは詳しくない人ほど、こういった問題が起こっていること自体を知らないまま、新しく契約する可能性は捨てきれないわけで、今回のケンヂさんのように高齢者の両親など、身近な人が巻き込まれるような事態を想像すると決して他人事とは言えません。

僕の両親だってインターネットには疎いですから、こうやって息子が炎上真っ只中の栗に手を突っ込んで大火傷をしつつとんでもない長文を書いているのに、僕の両親がこの記事にたどり着く事はないでしょう。内容を知らずにこういった契約を結ぶ可能性だってあります。

これは多くの人たちにも言える事です。
想像してください。皆さんのご両親、祖父母、ご家族、恋人や友人といった近しい人がこのような被害に遭う可能性も決してゼロではないのです。

身近な人をトラブルから遠ざける意味でも、今回のようなケースではどんどん口を出していくべきだ。

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