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姫呂ノート

散文的な個人ブログ

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新聞が伸び悩んでいるたった1つの理由

社会

togetter.com

上の画像ではどこの新聞かまでは明示されていないが、これは読売新聞の記事。

ポケモンがホームの端に出現した画像を掲載して「ポケモンGOは危ない」と訴えている記事なのだが、ツイートで指摘されているように、この記事には悪意がある。

実際にポケモンGOを遊んでみればわかるが、エンカウントしたポケモンを追いかける必要はまったくない。少しカメラの位置を移動させてポケモンを正面に捉える必要はあるが、前に進んだり、または後ろに下がったりするような動作は不要。この記事ではあたかも「ポケモンを追いかけたプレイヤーが線路に落ちてしまう」と言いたげだが、そんな状況はまず起こり得ない。

また、ポケモンGOはARモードをオフにすることで周りの風景を非表示にできるのだが、そのことにも一切触れていない。安全性を高める方法を隠している。

要は、この記事はポケモンGOを叩くために、わざと間違った情報を掲載しているのだ。

ポケモンGOだけに限らない。新聞に掲載されている情報は底が浅く、ちょっと知識がある人が読めば「これは間違っている」と感じるものが多い。

こんな新聞を、いったい誰が買うのだろう?

新聞の大原則は、正確な情報を届けることだ。人々は、正しい情報が知りたいからこそ新聞を買う。しかし、新聞に載っている情報が、偏向によって歪められているのならば、わざわざ購入する価値はない。それは無駄な出費というものだ。

インターネット世代は、新聞が嘘をつくことをよく知っている。だから敬遠しているのだが、新聞社にはそのことがわからないらしい。

「インターネットのせいで新聞が売れなくなった」という人がいる。それは正確ではない。正しくは、「新聞が嘘つきだとわかったから買わなくなった」のだ。

もちろん、インターネットにも間違っている情報はたくさんある。むしろ、間違っている情報のほうが多いかもしれない。しかし、新聞の購読が有料なのに対し、インターネットは通信費を除けば基本的には無料だ。そこが新聞と違う。「どうせ信用できないなら無料のほうを」と誰もが考えるのは当然だ。

新聞の衰退を防ぐためには、「正しい情報を掲載する」「間違っていたら謝罪して訂正する」という当たり前のことを積み重ねて信用を回復していくしかない。ところが、新聞社は自分たちの過ちは認めたがらない。頑なに、ぎりぎりまで否定する。その頑固さは政治家以上にひどい。

今、新聞を購入している層は、昔からの惰性で継続しているにすぎない。そういう層も時が経てばいなくなる。新規客を獲得できていない以上、事業は縮小化され、給料は下がり、社員はリストラされていくだろう。実に自然な流れで、こういう未来を、多くの人が感じているはずだ。

それでも新聞社は反省しない。ネットが悪い、ゲームが悪い、若者が悪いと、外部に責任を求めている。呆れ果てるほかない。