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姫呂ノート

散文的な個人ブログ

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デアデビル シーズン2 第12話「暗闇の先に待つ闇」レビュー

デアデビル

「殺せば化物になってしまう。彼を殺したら、あなたは死んだものと思うわ」

「俺はもう死んでる」


Netflix限定オリジナルドラマ、『デアデビル』のあらすじと感想。今回はシーズン2の第12話。

前回のレビューはこちら。

www.usamihiro.info

あらすじ

シーズン2 エピソード12 - 暗闇の先に待つ闇

エレクトラは、自分の命を狙ったスティックを憎悪する。2人の殺し合いが始まるが、そこにデアデビルが止めに入る。しかし、突如としてヤミノテが現れ、場は混沌とする。デアデビルとエレクトラはヤミノテを撃退することに成功するが、スティックが連れ去られてしまう。

マットは事務所に戻り、ヤミノテの移動経路を探る。そこに退院したフォギーが現れ、 「放置された地下トンネルを使っているのでは」とアドバイスをする。マットは礼を言い、もう一度やり直さないかと説得しようとするが、フォギーはきっぱりと断る。

ニューヨーク・ブレティン社に戻ったカレンは、エリソンから「日曜の記事はどうする?」と問われる。関係者が死んだので何も書けないとあきらめようとする彼女だったが、エリソンに促され、どこも報じなかったフランクの父親としての面を書くことに決める。

カレンは、スクーノヴァ大佐の自宅をたずねる。裁判でフランクの人間性を証言した大佐にインタビューし、記事の裏付けにしようと思ったのだ。

インタビュー中、カレンは昨夜の埠頭での爆発事件を話す。フランクが死んだ可能性を伝えるためだった。そのとき、カレンは壁にかけてある写真に目を留めた。大佐の部下である男が写っているのだが、その男は、埠頭の事件で爆発に巻き込まれて死んだ、ブラックスミスの部下だった。

ブラックスミスの正体がスクーノヴァ大佐であることに気づいたカレンだったが、そんな彼女を無事に帰すはずもなく、大佐は銃を突きつける。

一方、マンホールから地下トンネルに侵入したデアデビルだったが、ヤミノテの戦闘員に襲われる。最初は刀の音を頼りに戦っていたが、それに気づいたヤミノテは武器を捨て、徒手空拳に切り替える。

ピンチに陥るデアデビルの耳に、スティックの声が届いた。マットの状況に気づいた彼は、「耳を研ぎ澄ませて、相手の呼吸の音を聞け」とアドバイスする。そのアドバイスに従ったデアデビルは、ついにヤミノテの戦闘員をぶちのめした。

拷問を受けるスティックを救出したデアデビルだったが、そこにエレクトラが現れ、スティックを殺そうと戦闘態勢に入る。そこへさらに、ノブと戦闘員が現れ、3人を取り囲む。

ノブは、エレクトラを「それ」と呼ぶ。スティックは「たった今、戦争は終わった。俺たちの負けだ」と言う。困惑するデアデビルとエレクトラに、ノブが説明する。エレクトラこそがヤミノテが求めた生ける武器、「ブラック・スカイ」なのだ、と。

その瞬間、エレクトラはすべてを悟った。自分がなぜ戦士の一団に嫌われていたのか、自分のなかにある闇の存在、そして、なぜスティックが自分に刺客を寄越したのか……。

スティックは、エレクトラが「ブラック・スカイ」だと知っていて育てた。しかし、今回の事件を経て自分の手に負えなくなったため、彼女を殺そうとしたのだ。

自身の正体を知ったエレクトラに、デアデビルは選択を迫る。スティックを殺してヤミノテの頭領として生きるのか、それともスティックを生かしてヤミノテと決別するのか。

逡巡の末、エレクトラはスティックを生かす道を選んだ。そしてヤミノテとの戦いが始まる……。

一方、カレンは大佐に車の運転をさせられて森の奥へと進んでいた。このままひと気がない場所で殺されるのかと思われたそのとき、横から1台の車が突っ込んできた。衝撃で気絶するカレンと大佐。突っ込んできた車の運転手は、フランク・キャッスルだった。

カレンが目覚めると、隣に大佐の姿はなかった。地面の引きずられたような跡を追っていくと、フランクが大佐を追い詰めていた。彼女は必死にフランクを説得しようとする。しかしフランクは、奥にあった小屋へと大佐を引きずり込み、ドアを閉めてカレンを拒絶する。そして1発の銃声が響くのだった……。

感想

ブラックスミスの正体とブラック・スカイの正体という、2つの謎が明らかにされる。

とはいえ、スクーノヴァが言っていた「カンダハルの出来事」とはなんなのか、そしてブラック・スカイとはどのような機能を持つのかといった点が不明であり、未だ謎は残されている。これらの謎はシーズン2では明かされない。今後のドラマシリーズでいつの日か描かれるのだろうか……。

また、テーマ的には復讐を実行して闇へ突き進んでいくフランクと、ぎりぎりのところで思いとどまるエレクトラの対比でもある。この両者の選択の結果がどうなるのか、それは、次回のシーズン2最終話で描かれることになる。

さて、今回の見所は、なんといっても復讐を実行するフランクだろう。小屋には拷問に使えそうな道具がいくつもあり、実際にフランクも一瞬だけその考えが頭をよぎるのだが、「1発、必殺」というかつてのスクーノヴァの教えに従って、本当に1発で処刑する。この「無駄な拷問などは一切しない」ところが、パニッシャーの処刑人たる所以なのである。

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