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姫呂ノート

散文的な個人ブログ

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理想の文体を目指して

雑記

ブログの記事を書き終えたとき、言い様のない苛立ちを覚えることがある。「これじゃないだろ」という、心の叫びが聞こえるのだ。

仕事をしているときは、あまり苛立ちはない。仕事中に感じるのは疲れだ。苛立ちは、僕のブログ活動に付随している。

苛立ちの根源は、おそらく、文体に向けられている。自分が本当に書きたい文体になっていない。そういう苛立ちだ。

じゃあ、僕は、どういう文体を理想とするのか?

それが、わからない。感覚的にはつかめていても、具体的な「これ」というものが思い浮かばず、曖昧模糊としている。

どこで改行するのか。

どこで句読点を打つのか。

そして、どういう言葉を選ぶのか。

すべてが難しい……。

イメージはある。理想的な文体のイメージは「氷」だ。

煽るような熱さではなく、ぞくっとさせるような冷たさ。そういうのが、僕が好きな文体だ。

しかし、どうすればイメージとしての「氷」を具体化できるのか、まったくわからない。脱出不可能な迷宮に放り込まれたような気分になる。

暗中模索。悩みながら進んでいくしかない。何度もトライアンドエラーを繰り返す。苛立つことも多いが、ごく稀に「これだ」という感覚が走ることがある。その感覚に向かって進んでいく。

これまでいろいろと文章術の本を読んできたが、自分の感覚に勝る教師は存在しなかった。

自分の感覚を信じる。それだけが、理想にたどり着く唯一の方法なのだ。