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姫呂ノート

散文的な個人ブログ

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ドキュメンタリー『セクスティング中毒』レビュー

ドキュメンタリー

自分以外の誰かに対して性的な画像(動画)やメッセージを送ることを「セクスティング」という。

ドキュメンタリー『セクスティング中毒』は、そのセクスティングを取り扱ったドキュメンタリー番組だ。一般ユーザーや専門家の意見を交えながら、セクスティングの良い点と問題点を掘り下げていく。

今回、その『セクスティング中毒』をNetflixで視聴したので、その紹介と感想を書くことにした。

『セクスティング中毒』の内容

「セクスティングとは何か?」といった基本的なことから、セクスティングの歴史、上手なセクスティングのコツ、老人もセクスティングすべきか、有名人がセクスティングをするリスク、流出や身バレ、リベンジポルノといった、多岐にわたるテーマが展開される。

興味深いのは、スナップチャットとティンダーが名指しで取り上げられている点。やはり、テクノロジーの発達とスマホアプリの登場がセクスティングを後押ししている面があるようだ。

知らない人のために軽く説明しておくと、スナップチャットは「画像や動画を時間制限ありでシェアする」ことができるSNSだ。閲覧を開始してから最大で10秒後には、相手はもうその画像や動画を見ることはできなくなる。この「一度閲覧したら二度は見れなくなる」という特性から、セクスティングに利用する人が多いのだという。

もう1つのティンダーは出合い系アプリだ。端末の位置情報を使って近くにいる異性を表示し、気に入ったら「いいね!」をする。相手も同じように「いいね!」をしてくれたらマッチングが成立し、互いにメッセージを送ることができるようになる。「その気になればマッチングした相手とすぐに会える」という手軽さから、アメリカで大人気だという。番組では、「恥ずかしいから後押しが必要という人にぴったり」と紹介されていた。

セクスティングの良い点

セクスティングの良い点として、性生活を充実させる、長距離カップルの絆を深める、という意見が紹介されていた。セクスティングそれ自体は悪いものではなく、健全な行為である、と。

性欲はあるのだがパートナーがいない(または遠距離である)。そういう人にとって、セクスティングは性欲を解消する手段なのだ。普通のポルノと違い、双方向のやり取りができるため、「相手がいる」という実感があるところも大きいだろう。

セクスティングの問題点

問題点は、やはり流出や身バレのリスクがあることだ。セクスティングをする人は、自分だけは大丈夫と思いがちになってしまう。しかし、たとえば顔を隠していても、身体の他の特徴から知り合いにバレてしまうことは大いにある。また、上述のスナップチャットは、画像や動画が消えてしまうといっても、サーバー自体にはデータは残ったままであることを考えると、これも絶対に安全とは言えない。

恋人が相手なら大丈夫かというと、これもそうは言い切れない。別れた相手が逆恨みから、自分の恥ずかしい画像を公開する(リベンジポルノ)ことがあるからだ。

そして最大の問題は、タイトル通り「セクスティング中毒」になってしまうこと。足りない快楽を補充するぶんには問題ないが、日常の快楽すべてをそこから得るようになってしまうのは大きな問題だ。

この番組内では取り扱われなかったが、ポルノ依存症になった男性が、身体が快楽に慣れきってしまったため勃起不全になり、日常の性生活に大きな支障をきたしたという事例が存在する。セクスティングも一種のポルノであるため、まんざら無関係な話ではない。

感想

良い点もあるし一概には否定できないが、やはりリスクのほうが大きいかな、という印象。少なくとも、不特定多数に公開することはやめておいたほうがいいだろう。

カップルの場合も、付き合ってまだ日が浅い相手とセクスティングを行うのは危険性が高い。やるのであれば、長く付き合って相当な信頼関係を築けている相手とやるべきだろう。もっとも、そういう相手がいるのであれば、セクスティングするまでもなく充実した日々を送れているのでは、とも思うが……。

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