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姫呂ノート

散文的な個人ブログ

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Google Assistantが凄い理由がわかった

Google

年に一度のGoogleのイベント、「Google I/O」。今年もいろいろと新しい発表があったのだが、そのなかに「Google Assistant」というものがあった。日本のメディアの記事を読むと、「自然言語を理解し、ユーザーの質問に対して最適な回答をしてくれるアシスタントサービス」というようなことが書いてあるのだが、僕はそれを読んで、「今までのGoogle Nowとほとんど同じでは? 名前が変わっただけ?」と思った。

要するに見くびっていたわけだが、先日、「Google I/O 2016」のキーノート動画を見て、Google Assistantの凄さがようやくわかった。

Google I/O 2016 - Keynote

キーノートの様子は下記の動画から確認できる。問題のGoogle Assistantは21分あたりから。


Google I/O 2016 - Keynote

Google Assistantのデモ

Google Assistantの凄さをわかりやすく説明するため、実際のデモの様子をテキストにしてみよう。このデモでは、ある1人のユーザーがアシスタントに話しかける。


ユーザー「今夜、何かやってる?」

アシスタント「この近くでは、こんな映画をやってるっすね」(近くの映画館で上映されている映画のリストを表示)

ユーザー「子供と一緒がいいな」

アシスタント「ファミリー向けなら、こんな感じっす」(リストをファミリー向けのものに更新)

アシスタント「このなかのどれかでチケットを4枚、購入しましょうか?」(ユーザーのファミリー構成を把握している)

ユーザー「ああ。『ジャングルブック』で頼むよ」

アシスタント「買ってきたっす。ジャングルブックのチケット4枚。このコードを使えば観れるっすよ。エンジョイ!」(座席番号と上映時間とQRコードが表示される)


おわかりいただけただろうか。曖昧な質問からユーザーが何を望んでいるかを推察しただけでなく、答えを提示したさらに先の行動(映画のチケットをネット上から購入する)までをも行ったのだ。

こりゃ凄いわ。Google Nowと似ているようで中身が圧倒的に進化している。そりゃ「アシスタント」って名付けますわ。

「Allo」と「Duo」を作った理由

このときのキーノートで、Googleは新しいメッセージアプリの「Allo」ビデオ通話アプリの「Duo」を発表したのだが、これも最初は意図がわからなかった。なぜなら、Googleは既にメッセージとビデオ通話が一体となった「ハングアウト」をリリースしているのだから。

しかし、Google Assistantの凄さを理解した今では、この2つを新たに作った理由も推察できる。ハングアウトと異なり、AlloとDuoはGoogle Assistantに対応している(現在のところ、正式に対応が発表されているのはAlloだけだが、ほぼまちがいなくDuoも対応していると見ていいだろう)。技術的な詳細はわからないが、おそらく、ハングアウトにはGoogle Assistantを対応させられなかったのだ。だからこそ、新たにメッセージアプリ「Allo」とビデオ通話アプリ「Duo」を作ったのだろう。

今後もGoogle Assistant対応アプリが増えていく予感

Google Assistantはキーノートの序盤も序盤に発表された。それだけ重要なサービスということだ。既に発表された「Google Home」もアシスタントに対応していることといい、今後、Googleはアシスタント対応アプリ(または機器)を続々投入していくつもりなのだろう。

鳴り物入りで登場したGoogle Assistantがどのように展開していくのか、これからが楽しみだ。