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姫呂ノート

散文的な個人ブログ

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マイクロソフトが買収からわずか1年で「Sunrise カレンダー」を終了させる件で

アプリ・サービス

昨年の2月にマイクロソフトが買収したカレンダーアプリ「Sunrise」だが、この度、8月末で終了するという知らせがあった。既にアプリのアップデートは停止しており、9月以降はインストールすること自体が不可能になる。

news.mynavi.jp

マイクロソフトによれば、Sunriseの機能はすべてOutlookに統合する予定だという。

僕も一時はSunriseの熱心なユーザーだったこともあり、今回のニュースは非常に残念だ。

Sunriseは、App Storeで「Essential(必須アプリ)」に選ばれたこともあるほどの人気カレンダーアプリだった。GoogleカレンダーやiCloudカレンダーとの連携はもちろんのこと、Twitter、Facebook、Evernote、Todoist……等々のさまざまなアプリと連携し、イベントやタスクを一元管理できることが特徴だった。

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そのSunriseがマイクロソフトに買収されたときは、さらなる進化が期待された。買収されたことで資金面の悩みから解放され、アプリのパワーアップに注力することができるようになるはずだと。しかし、結果として、Sunriseは買収から1年で提供終了になった。

わずか1年で提供をするということは、マイクロソフトは最初からこのつもりだったのだろう。Sunriseの開発チームのノウハウを吸収し、その機能をOutlookに統合する。Sunriseは、いわばOutlookの養分として、その人生を終えることになった。

もちろんIT業界では、こういったことは珍しくない。大企業に買収されて姿を消したサービスなんて腐るほどある。

ただ、今回の件で気になるのは、Outlookがメールサービスであるという点だ。Outlookはカレンダー機能も備えてはいるのだが、基本がメールサービスである以上、UIはメールを中心に構築されている。そのため、カレンダー機能を基本とするSunriseから、使い勝手が変わってしまうことはどうしても避けられないだろう。

Sunrise同じカレンダーサービスと統合するというなら提供終了も納得がいくのだが、メールサービスという、根本が異なるサービスと統合するために提供を終了するのは、どうも気に入らないところだ。

正直に言えば、今回の件はマイクロソフトの傲慢さを感じた。