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姫呂ノート

散文的な個人ブログ

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デアデビル シーズン2 第7話「海兵隊のプライド」レビュー

デアデビル

「想像してください。皆さんは19歳で砂漠に立ってる。照りつける太陽、騒音に、怒号に銃声……あなたの命を狙う敵に囲まれている。でも、あなたは逃げない。なぜか? 命令だからです。任務でもある。人生をここでは終われない。愛する家族が待っている。彼は受勲した兵士であるだけでなく、いい夫であり、素晴らしい父親でした。戦地から戻った彼の望みは元の生活に戻ることだけ。しかし妻も幼い息子も娘も無残に……犯罪者に殺された。そして警察だけでなく、もちろん検事も正義の行いをしなかった。彼は帰宅したのではなく、別の戦地に移っただけです。この裁判で重要視すべきは司法制度の過ちであり、彼がその過ちを隠す駒にされていることです。検察側は有罪だと。それには合理的な疑いを挟み得ない証明が必要です。お願いはただ1つ、偏見を持たないでください」


Netflix限定オリジナルドラマ、『デアデビル』のあらすじと感想。今回はシーズン2の第7話。

前回のレビューはこちら。

uhiroid.hateblo.jp

あらすじ

シーズン2 エピソード7 - 海兵隊のプライド

パニッシャーの裁判がはじまろうとしている。マットたちは裁判をどう進めるかで悩むが、戦争体験によるPTSDを主張することで減刑を狙うことにした。ただし、その戦略をとるためにはフランク・キャッスルの同意が必要だった。

カレンは刑務所にいるフランクに会いに行く。そこで彼に戦略を説明するが、フランクは「戦争体験者への侮辱になる」として、PTSDを主張することを拒否する。しかし、軍隊時代の自分を証人してくれる存在として、スクーノヴァ大佐という男を紹介してくれる。

一方、事務所で冒頭陳述の練習をしていたマットだったが、そこにエレクトラから電話がかかってくる。台帳の暗号を作成した大学教授を見つけた、という報告だった。これから一緒に解読法を聞き出しに行かないかと彼女は誘ってくる。裁判の準備のため行けないと一度は断るマットだったが、エレクトラの強引さに押されて、結局はついていくことに。

夜、デアデビルとエレクトラは高級マンションに住んでいる大学教授の元をおとずれる。ヤクザの仕事を手伝った教授を脅し、台帳の暗号を解読させる。それによると、今夜の11時にベイリッジ車両基地に何かが運び込まれるらしいことがわかった。

車両を調べる2人だったが、なかに入っていたのはただの土だった。自分たちはおびき寄せられたのか……。そこにヤクザの戦闘員が襲いかかってくる。撃退する2人だったが、その戦闘でエレクトラが怪我を負ってしまった。治療のため、マットは彼女を自分のアパートに招く。

彼女の治療後に眠ってしまったマットは、翌朝に目覚める。既に裁判は遅刻だった。彼は慌てて出発する。

裁判がはじまった。結局マットは間に合わず、かわりにフォギーが冒頭陳述を行わねばならない。最初は言葉を詰まらせるフォギーだったが、覚悟を決め、アドリブによる素晴らしい陳述を披露することに成功する。

次の日程、検事側の証人は検視局長のテッパーだった。彼は、フランクの家族を検視した人物である。フランクの家族の検視報告書が偽造だと彼に暴露させることができれば、後の裁判を有利に進めることができる。マットは、今回の償いのため、テッパーの尋問はぜひ自分にやらせてほしいと申し出る。

アパートで尋問の練習をするマットとカレン。2人の会話は次第に自警団の是非へと移っていく。話のなかで思わずカレンはパニッシャーを擁護するのだが、そのことに自身でも驚くのだった。

カレンが帰った直後、エレクトラが姿を現す。彼女は例の土の出処を調べていた。その結果、かつてノブが狙っていた土地が怪しいことが判明する。2人は次の夜、実際にそこへ赴いて調べてみることにした。

翌日の公判、テッパーの証言がはじまった。ところがマットが尋問しようとしたとき、テッパーは自分から検視報告書を偽造したことを告白する。なぜ自分から告白したのか。テッパーは、「昨夜、女が現れて『弁護側に真実を話さなければ殺す』と脅された」という。すぐにエレクトラの仕業だと気づくマット。脅された証言ということでテッパーの証言は無効になってしまう。

マットは、このことが原因でフォギー、カレンとの仲に亀裂が入ってしまう。

その夜、デアデビルとなったマットはエレクトラに怒りをぶつけるのだが──。

感想

エレクトラと一緒に戦ううちに、彼女への想いが甦ってくるマットの様子が描かれる。戦闘後にアパートでソファに座って語り合う2人はまるで恋人のようだ。

もちろん、マットのカレンに対する気持ちは本物だ。しかし、「デアデビルとしての自分」について行ける女はエレクトラ以外にいない。だからかこそ、彼はどうしてもエレクトラに惹かれてしまうのだろう。

それはそうと、今回のハイライトはまちがいなく、フォギーの冒頭陳述だ。今まで弁護士の仕事ではどこかマットに頼っているところがあったが、ここへ来て一皮むけつつある。

だが同時に、マットとの仲にも亀裂が入りつつある。2つの事件に対応しなければならないマットもかわいそうなのだが、フォギーが怒るのももっともだ。なにせ、この裁判に負けたら廃業になるかもしれないのだから。いったい、「ネルソン&マードック」はどうなってしまうのだろうか……。

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