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姫呂ノート

散文的な個人ブログ

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デアデビル シーズン2 第1話「新たな戦いの幕開け」レビュー

デアデビル

「検察は解明しようと躍起だ。初めての手口じゃない。ギャングによるギャングの大量殺人。本部は新顔だと考えてる。民兵組織のような集団だろう。訓練を積み、大量の武器もある」

「『奴ら』じゃない。『奴』だ。男1人だ……」


Netflix限定オリジナルドラマ、『デアデビル』のあらすじと感想。今回はシーズン2の第1話。

あらすじ

シーズン2 エピソード1 - 新たな戦いの幕開け

ウィルソン・フィスクの投獄後も、マットは自警団「デアデビル」として活動を続けていた。

一方、フィスクの一件でネルソン&マードック弁護士事務所も有名になり、連日のように人々が助けを求めに来ていた。しかし、貧しい人ばかり助けているため、財務状況は悪化の一途をたどっていた。

そんなとき、ヘルズ・キッチンで新たな事件が起きる。ギャングのアイリッシュ(アイルランド人)・ファミリーが、幹部の会合中に何者かに襲撃されたのだ。会合場所のバーは血の海になり、ただ1人を残して全員が無残な死を遂げた。

同じ夜、マット、フォギー、カレンの3人が行きつけのバー「ジョージーズ」で楽しんでいると、ある男が依頼を申し込んでくる。男の名はグロット。襲撃されたファミリーの生き残りだった。

グロットは、例の虐殺には関わっていないが、1人だけ生き残ってしまったため、内通者だと疑われる可能性が高い。そこで検事局と証人保護の取引をして、街から逃げ出そうと 考えた。しかし自分だけでは検事と交渉できないため、弁護士を求めていた。

話を終えたグロットは、突然倒れてしまう。腹に銃弾を受けたまま歩いてきたので、傷が悪化して気絶してしまったのだ。

ブレットの面倒をカレンに任せ、マットとフォギーは虐殺があった現場へ向かう。知り合いの警官のブレットがいたので、彼から事情を聞き出してみた。ブレットによると、「おそらく民兵組織のような集団」「訓練を積み、大量の武器もある」「正体および目的は不明」とのことだった。

マットは、他の警官の話し声から「ドッグズ・オブ・ヘル」というバイカーギャングも同じように襲撃されたことを知る。それをフォギーに話すと、ドッグズに知り合いがいるので聞いてみるという。一方、マットはデアデビルとして調査することに。

デアデビルは、銃器の売人であるタークを問い詰める。タークは虐殺の犯人と関わってはいなかったが、彼の証言から、カルテルが軍事用の武器を倉庫に隠していることがわかった。

ドッグズのアジトにやってきたフォギーは、小学校で同じクラスだったスミッティを訪ねる。だが、スミッティは既に死んだと言われてしまう。仲間と一緒にブツを運んでいた最中に襲撃され、切り刻まれて殺されたのだと。

デアデビルが倉庫に行くと、カルテルのメンバーは殺害されて吊るされていた。1人だけ瀕死ながらも生きていた男がいたので話を聞いてみると、犯人は集団ではなく、たった1人だという。

その頃、カレンは病院でグロットの看病をしていた。本名がバレるとまずいと思ったので、2人とも偽名を使い、さらに夫婦という体で手当をしてもらった。

だが、犯人の男には全部お見通しだった。堂々と病院に入ってきた男は、グロットを発見すると躊躇なく散弾銃を発砲。院内は阿鼻叫喚となる。

なんとかグロットを連れて車で脱出するカレンだったが、男は建物の屋上からスナイパーライフルで狙いを定めていた。

男が引き金に指をかけたそのとき、デアデビルが現れる。デアデビルは、男の銃攻撃をかわしながら猛打を浴びせる。しかし、あと一歩というところで、拳銃の銃弾を眉間に食らってしまうのだった──。

感想

デアデビルの新たな物語。それはパニッシャーの登場とともにはじまった。

フィスクの投獄とデアデビルの出現により、ヘルズ・キッチンは平穏を取り戻すかに見えた。だが、パニッシャーの登場を引き金にして、新たな騒動と隠れていた闇が動き出す。

悪党は絶対に殺す男、パニッシャー。その過激な思想を象徴するかのように、シーズン2の第1話から前シーズン以上の過激な描写が目立つ。序盤の銃撃シーンもそうだが、吊るされているカルテルのメンバーの、切り裂かれた腹から臓物が見えている描写もなかなかエグい。

終盤の病院襲撃からデアデビルとの初対決までのアクションシーンは見事。パニッシャーの銃を巧みにかわすデアデビルの体捌きは見ていてほれぼれする。

さて、今回で初登場のパニッシャーだが、彼の目的や過去は、この時点では一切不明。その謎を追っていくのも本作の楽しみだ。

このシーズン2では、自警団の存在がテーマの1つになっている。悪党だろうと殺人はしないデアデビルと、絶対に殺すパニッシャー。いったい、どちらが正しいのか。いや、そもそも、自警団の存在自体が許されるものなのか。そういうことを考えながら物語を追っていくと、より楽しめるだろう。

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