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姫呂ノート

散文的な個人ブログ

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ジェシカ・ジョーンズ 第8話「AKA ジェシカならどうする」レビュー

ジェシカ・ジョーンズ

「君には分かるまい。どれだけ言葉に慎重になるか。本当にクソを食らう奴もいる」


Netflix限定オリジナルドラマ『ジェシカ・ジョーンズ』のあらすじと感想、今回は第8話。

前回のレビューはこちら。

uhiroid.hateblo.jp

あらすじ

エピソード8 - AKA ジェシカならどうする

キルグレイブは、ジェシカをとある家に案内する。そこは、彼女が幼少の頃を家族と過ごした実家だった。しかも、当時の家具や写真、壁の傷などが完璧に再現されていた。キルグレイブは、この家でジェシカと結ばれることを望んでいた。

その家には、料理人と使用人がいたが、ジェシカが逆らう素振りを見せると、彼らは自分の首元にナイフを当てた。キルグレイブは、ジェシカを操るつもりはないが、信頼関係を築けるまでは彼らをそばに置くという。人質だった。

夕食を終えて2階に上がると、突然部屋のドアからシンプソンが現れた。彼は、地下に爆弾を仕掛けたから一緒に逃げようとジェシカに言った。

しかし、キルグレイブが死ねばホープの無実は証明不可能になってしまう。ジェシカは、シンプソンの誘いを断り、地下の爆弾を解除する。

翌朝、ジェシカとキルグレイブが庭で朝食をとっていると、隣人のエリザベスが訪ねてくる。エリザベスは幼少の頃のジェシカのエピソードを語るのだったが、家族が死んだ事故のことまでべらべら喋ったため、ジェシカは気分を害するのだった。明らかに不機嫌なジェシカの態度を見て、キルグレイブは、エリザベスに醜い本音を告白させたうえで彼女を追い払う。

その後、ふたりは言い争いをする。親のせいでこんな性格になったというキルグレイブに、ジェシカは、私は親が死んでもこんなことはしないと怒る。そこでキルグレイブは、自分が親にさせられたことを教えるため、ある物を取りだす。それは、レヴァが隠していたUSBメモリだった。

USBメモリには動画のデータが入っていた。動画には、幼いキルグレイブが非人道的な実験体にされている様子が映されていた。キルグレイブの両親は能力者を作るための研究に関わっており、彼の能力はその産物だった。

キルグレイブが非道になったのは正しい行いを学んでいないからでは、と考えたジェシカは、彼に正義を教えることにする。街で起こっていた立てこもり事件を、キルグレイブの能力を使って解決させたのだ。

キルグレイブは、またジェシカと組んでヒーローをやろうと提案する。

その提案を受けて、ジェシカはトリシュに相談する。自分の人生を諦めてキルグレイブと一緒にいれば、彼の能力をいい方向に使わせることができる。トリシュならどうするか、と──。

感想

前回に引き続き、明らかになるキルグレイブの変態ぶり。数話前から家を購入して家具を搬入していた彼だが、その目的は、なんと幼い頃のジェシカの実家を再現して彼女に見せるというものだった。どう考えても気味が悪い行為だが、本人はいたって真面目に「ジェシカが喜ぶだろう」と思っているからたちが悪い。

不本意にも過去と向き合うかたちになったジェシカ。今回の過去回想によると、家族が亡くなった自動車事故も、彼女に責任の一端があるようだ。その罪の意識が、ますます彼女を追い詰めていく。

独自に行動するようになったシンプソン。あくまでキルグレイブの抹殺を第一に考える彼は、ジェシカやトリシュの方針とは合わなくなっていく。地下に爆弾を仕掛けたり、かつての仲間を呼んで暗殺しようとしたりと、ストーリーが進むにつれて、彼は手段を選ばなくなっていく。そして、今回のラストで起こった出来事により、ついに彼は吹っ切れてしまうのだった。

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