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姫呂ノート

散文的な個人ブログ

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Twitterがタイムラインを時系列順から関心順に変更するという話

アプリ・サービス

BuzzFeedの取材によると、Twitter社はタイムラインの変更を計画しているらしい。今までの時系列順から、ユーザーの関心事に合わせた表示にすると……。

www.buzzfeed.com

この変更は、早ければ来週中にも実装されるとのこと。

勘弁してくれ。

前々からその前兆はあった。昨年の11月、Twitter社はそれまでユーザーに親しまれていた星形マークのお気に入り(ふぁぼ)をハートマークの「いいね!」に変更した。このとき、ユーザー間では「Facebookのものまねか」と批判されたわけだが……どうも、Twitterは本気でFacebookを追従するつもりのようだ。

もう一度言う、勘弁してくれ。

Twitterのタイムラインは時系列だ。どんなことをつぶやいてもフォロワーの目にとまるという、ある種の公平性があった。誰をフォローするかによって自分だけのタイムラインを構築できる。タイムラインのコントロール権はユーザー1人ひとりに与えられていた。それをあろうことか、Twitter社はここへきて、タイムラインのコントロール権をユーザーから奪おうとしている。

Twitter社は「ユーザーの体験を向上させるため」とかお決まりのセリフを口にするだろう。でも、思惑はわかっている。要するに……ユーザーに広告をクリックしてほしいわけだ。ユーザーが広告をクリックするためには、タイムラインのコントロール権がユーザーにあっては困る。すべてのツイートが等しく表示される仕組みなど邪魔でしかない、というわけだ。

まあ、お金を稼ぎたい気持ちはわかる。Twitterは、無料にしてはよくできたサービスだから。でも、それなら「資金繰りに困ってます」と正直に告白して、プレミアム・プランを用意するのが正道というものではないか。サービスの根幹を破壊してもっと広告を増やそうなんて馬鹿げている。

今までも迷走が続いていたTwitterだけど、ジャック・ドーシーがCEOに戻ってから余計にひどくなっている。先月には幹部4人が一斉に退社するというニュースがあった。

www.itmedia.co.jp

例の140文字制限の撤廃とかもそうだけど、今のTwitterは改革の名のもとに自社サービスの強みを破壊していっているだけだ。自分たちのアイデンティティをぶっ壊して何がしたいんだ? そんなにFacebookになりたいのか? だったらFacebookのシステムを丸コピペしちゃえよ、もう……。

追記

情報を追っていくと、どうやらまずはオプトインで導入するようだ。ユーザーの感想を見ていくと、「オプトインならいいか」という人が少なくない。確かにユーザー目線ならそれでいいかもしれないが、企業の戦略としては中途半端だ。この中途半端さこそ、Twitterが迷走しているという何よりの証拠である。

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