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姫呂ノート

散文的な個人ブログ

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デアデビル 第10話「親友との対立」レビュー

デアデビル

「お前の言い方だと……突然、こうなった感じだ。でも、そうじゃない。ずっと訓練を続けてたはずだ。こうなると知ってて。正義のためってのは、誰かを殴る言い訳だろ。やめられないだけ」

「やめる気はない」


Netflix限定ドラマ『デアデビル』のあらすじと感想。今回は第10話となる。

なお、前回のレビューはこちら。

uhiroid.hateblo.jp

ついに親友に正体がばれてしまったマット。怒り心頭のフォギーにこれまでの真実と秘めていた想いを語るが、ふたりの会話はどこまでも平行線で交わらない。一方、すべてが順調に見えたフィスクにも、新たな試練が訪れるのだった。

あらすじ

エピソード10 - 親友との対立

アパートの自分の部屋で目覚めるマット。ノブとの戦いで負った傷が縫合され、そばにはフォギーがいた。記憶はないが、彼の話によると、自分がクレアを呼ばせて手当をしてもらったらしい。フォギーは、隠しごとをしていたマットに怒りと驚きを露わにする。そして、真実を話すようマットに要求するのだった。

しかたなく自分の能力や本当の気持ちを打ち明けるマットだったが、それはけっしてフォギーには理解できない考えだった。あくまで覆面の男として自警団を続けるつもりのマットを、彼は受け入れることができない……。

一方、ノブがフィスクに利用されるかたちで死んだことにより、マダム・ガオとリランドは警戒心を強める。ガオは、バネッサへの恋があなたを変えてしまったとフィスクに語り、抑圧者と救世主、そのどちらになるのか選ばなければならないと迫る。

またその頃、ベン・ユーリックは入院中の妻の延長申請が通らなかったことで、妻との生活か、記者としてのプライドかのどちらかを選ばなくてはならなくなった。このままヘルズキッチンの闇を追い続ければ、妻の世話をすることはできなくなる。苦悩の末、彼は一線を退くことを選び、これまでの調査資料をカレンに託そうとする。そんな彼を、カレンはある施設に案内するのだった。

そこは高級な介護施設だった。「こんなところ払えるわけがない」とすぐに帰ろうとするユーリックをなだめ、カレンはとある入居者を訪ねる。その老人はビステインという女性で、過去に何度か結婚と離婚をしているという経歴の持ち主だった。彼女はユーリックの妻と同じく、すぐに記憶をなくしてしまう病気にかかっているようだったが、最初の夫とのあいだに産んだ息子のことはよく覚えていた。その息子はウィルソンと言った。そこでユーリックは、目の前の人物がフィスクの母親であることに気づく。フィスクの母親は、カレンに促されるまま、過去の犯罪──フィスクが父親を殺したことについて語りはじめる。

母が秘密をしゃべっているとき、フィスクは自分の支援者を集めてパーティーを開いていた。覆面の男が今も生きていることを除けば、すべては盤石に思える。しかし、その華やかなパーティーの最中、ある衝撃的な事件が彼を襲うのだった──。

感想

過去回想で、フォギーがいい奴だということがよくわかる。大学時代のルームメイトとしてマットと出会い、将来は一緒に事務所を構える夢を語った。インターン中に大手事務所からオファーを受けて、最初はそこに就職するつもりだったが、困っている人よりも会社の利益を優先する姿勢にマットが反発すると、彼につき合って独立する道を選ぶ。そんな彼だからこそ、親友が自分に隠しごと(それも危険なこと)をしていたことが許せないのだろう。

一方、マットにはマットの事情がある。能力を獲得してからは、ほかの人々が知らないような悲鳴をたくさん聞くことになった。作中、彼は誰も知らないところで父親に虐待されている少女の話を語ったが、これと同じようなことを何度も体験したのだろう。そして、知ってしまったからこそ、見過ごせなくなる。悲鳴であふれる世界を少しでも救うため、マットは覆面の男としての活動をやめるわけにはいかないのだ。

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