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姫呂ノート

散文的な個人ブログ

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デアデビル 第7話「スティック」レビュー

デアデビル

「そういうのを天賦の才というんだ。特別な才能だよ。ごくわずかなそれに値する者だけが持つ」

「思わなかった」

「バカだからだ」

「僕は賢いよ」

「独学で点字を読めるようになったからか? 読書じゃ賢くならん。賢いとは正しい選択を適切な時にできることだ。今のように。どうする、マット? 一生泣きながら、夜、眠りにつくか? それとも自力で、人生を変えるのに必要なものを探し出すか? 自分で決めろ」


Netflix限定ドラマ『デアデビル』のあらすじと感想。今回は第7話となる。

なお、前回のレビューはこちら。

uhiroid.hateblo.jp

超感覚を持ちながらも肉体そのものはあくまで常人であるマット。そんな彼が街の犯罪者たちと互角以上に戦えるのは、戦い方を教えた師匠がいるからである。今回の話では、その師匠である老人、スティックが登場する。師との邂逅は、マットに何を持たらすのか──。

あらすじ

エピソード7 - スティック

フィスクの罠から生き延びたマットは、ウラジミールが言っていた金庫番の男、リランドを尋問しようとするが、謎の足音に気を取られ、彼に逃げられてしまう。

足音の正体はスティックという名の老人だった。彼もまた盲目であり、マットに能力の使い方を教えた師匠とも呼べる人物である。ジャックの死後、施設に預けられていたマットを彼が発見し、戦士として鍛え上げた。しかし、マットがスティックに愛情を示すと、彼はいきなり去ってしまったのだ。

そのスティックが、再びマットの前に現れた。彼は、日本のヤクザがニューヨークに持ち込もうとしている「ブラック・スカイ」と呼ばれる武器を追ってやってきたのだった。マットは彼に協力してブラック・スカイを破壊することを決める。

夜の埠頭。ヤクザたちが集まり、船からコンテナを運び入れていた。そのなかに、ブラック・スカイがある。静かにヤクザを倒していくマット、建物の屋上で弓矢を構えるスティック。作戦は順調だった。しかし、コンテナが開かれた瞬間、マットは動揺する。なかにいたのは、鎖でつながれた少年だった。

構わず少年に向けて矢を発射しようとするスティック。そのとき、マットが取った行動は──。

感想

今回のエピソードで、マットは、師匠のスティックから2つのことを忠告される。「悪人を殺すこと」と「大切な人から遠ざかること」だ。人を殺さず、また大切な友人と一緒に仕事をしているマットの姿は、スティックから見れば「戦士として中途半端」なのである。ウラジミールの一件もあり、その言葉はマットにとって重くのしかかるのだが、それでも彼は自分が信じた道を進もうとする。やはり、マットにとってその2つは譲れない一線なのだろう。第1話で「マードック家の男には悪魔が宿る」と語っていることからわかるように、マットは、自分のなかに悪魔がいると信じているようだ。おそらく、本当に「なんでもあり」をやってしまえば、すぐに身も心も悪魔と化してしまうに違いない。だからこそ、マットにとってその一線を守ることは、非常に重要な意味を持つのである。

また、あらすじでは省いたが、カレンがフィスクの手下に絡まれたことをきっかけに、フォギーもユーリックやカレンと一緒にユニオン・アライド事件の真相に迫っていくことになる。少しずつ、だが確実にフィスクに近づいていく彼らだったが、この後、フィスクは思いもよらない大胆な行動に出るのである。

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